ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

真意と真実を見極める叡智の結集を!!!

2013-08-14 | 危うい日本のゴルフの世界

科学を装う「非科学的」イデオロギー放射線論

 

古賀 剛大 様

 ヘレン・カルディコットという小児科医がさる7月7日、東京国際文化会館で、福島放射線問題に関して講演を行った。ノーベル平和賞受賞グループに所属している専門医なのだから、良心的で科学的な話をすると誰でも思うだろうが、ところがバッテン、とんでもない無知とドグマに満ちた講演であることが明らかとなった。

 講演録を放射線問題の専門家である札幌医科大学の高田純教授にお送りして検討して戴いたところ「高田純のHカルディコット講演への反論」と題する反論を放射線防護センターのサイト http://rpic.jp/ に発表してくださった。下記の通りである。皆様に是非お読みいただきたくご紹介する次第である。

 

高田純の反論 カルデイコット講演

 

 何しろひどい。福島3号機の単なる水素爆発が、広島原爆の1000倍だというのである。熱量にしても、放射線量にしても、10万を超える死者(これは大部分熱線によるものだが)を出し、放射線量で言えば36,000,000ミリシーベルト/時という広島の1000倍だとどうなるのか?一人の死者も出さず、最大被曝量が「年間」で50ミリシーベルト、瞬時の最大が2ミリシーベルト/時という福島とそもそも比べるのがおかしいのである。それを逆に広島の1000倍だと?

 こんな講演に対して、直ちに「人をなめた、馬鹿、ウソを言うな!」という抗議が上がっておかしくないと思うのだが、こんな詐欺以上のウソを当たり前に聞いている人がいたというのだから驚くほかない。尤も全国から札付きの反核カルトが聴衆に加わっていたようであるが。

 彼女たちの間では、「今やヒロシマではなくフクシマだ」と言うのが合言葉のようになっているというのだが、どうもこれには隠された「黒い」心理、というより意図があるのではないかと想像したくなる。

 原爆投下はアメリカ人の大きなトラウマになっていることは間違いない。フーバー元大統領もその回顧録『Freedom Betrayed』の中で、「原爆投下はアメリカ史上並ぶもののない残虐行為である。それは永遠にアメリカ人の良心に重くのしかかるであろう」(p.882)と書いている。「フクシマ」をそのトラウマを消す事件に仕立て上げたいと思っているのではないかと推測してもおかしくはないだろう。(カルデコット女史はオーストラリア出身だが、オーストラリア人は一般にアメリカ人以上に反日傾向が強く、グループのアメリカ人たちと意識を共有していると見ることもできよう。)

 ともかく、こうでも考えないことには、こんな暴論を正義、良心面を装って平気で言える心理を私には理解できない。

 ただ問題は、こんな暴論が平気でまかり通っている日本の現状である。さる6月18日、高田純博士の「タリム盆地核ハザード調査報告会」のご案内の中で私は、「私はあえて断言したい。放射線恐怖を撒き散らす反核論者はよくいって偽善者、ズバリ言えば「詐欺師」である。」と書いたが、その確信をますます深めている次第である。

茂木 

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石川遼とUSツアー 23  遼と英樹  タイガーとミケルソン

2013-08-10 | 危うい日本のゴルフの世界

 遼と英樹が、そろって決勝へイーブンパーで進んだ。マキロイも同じ、イーブンパーだ。どれほどこのコースが、難しいか、賞金王の藤田と全米シニアオプンの覇者、井戸木が、予選をクリア出来ななかっただけでも、わかるはずだ。

難敵は、ラフの強さだ。雨後、フェアウエイもボールは、走らないし、距離が出ない。オーキルのフィールドは、簡単には、征服できない。遼も元気いっぱい、ツアー選手として、推薦された以上、意地ににかけて、予選を通過した。英樹は、力を見せつけたセカンドラウンドで68をマークして、予選をクリアした。タイガー、141、ミケルソン 142で日本の若者のほうが、ワンストロークでも上にいる。韓国勢が、崩れる中、この二人のプレヤーが、日本のファンをうならせる活躍ぶりは、猛暑が吹っ飛ぶ気概だ。英樹は、柔軟にラフやエッジの処理を出来るようになっており、アマチュアで世界で活躍した経験も加味して、日ごとに、たくましさが見られる。

日本のマスコミの一部は、英樹を怪物だと評してやまないのだが、怪物かどうか、見極めて評論すべきであろう。それにしても、ツアーで苦戦している遼が、PGA選手権を、決勝へ進んだ経緯は大きい。あと二日間、命懸けで、戦ってみろ!!結果は付いてくる。上品な球を打つ必要はないのだ。経験を生かせ!!記者が、外国特派員クラブで遼君に進言したことを、忘れずに、体当たりしてのを嬉しく思っている。過去は帰らない。現在は、すぐ、過去になる。未来が、すぐ、現在になる。だから、前方位の勇者でなければ、己の戦いに勝利出来ない。

ミケルソンも調子はいいと断言していた。タイガーも、同じく、自信をのぞかせていた。しかし、オーキルの過去の優勝者は、二クラス、トレヴィノ、そしてカーチスストレンジ、など見ても、深く考えさせられるものがある。

40不惑を境に、プレーの真髄を求めるミケルソンとそれに向かうタイガーの第2の黄金時代、両雄が世界ナンバー1位と2位を占める。しかし、現在、世界の選手の層は厚い。誰が、走ってもおかしくない戦国時代だ。

遼と英樹が、どこまで、食い込めるか、36ホールに胸が震える。熱いコーフィーで、やけどした唇など問題ではない。記者は、新しいゴルフの歴史がはじまったと、思っている。

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2020年オリンピック東京招致ゴルフ競技会場を霞ヶ関カンツリー倶楽部に決定 [2013/01/08]
東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は1月7日、霞ヶ関カンツリー倶楽部をゴルフ会場と記載した立候補ファイルを正式に国際オリンピック委員会(IOC)に提出いたしました。

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太平洋クラブ倒産事件 72  管財人とスポンサー、会員大会

2013-08-10 | 危うい日本のゴルフの世界

スポンサーを管財人が決定し、マルハンの説明会員大会が10月にも開催される運びとなった

二万人を抱えるマンモスクラブは、新生、マルハン傘下で、新太平洋クラブを出奔させる。被害者の会が、柱の一つとした、年会費の免除は、認めないようで、クラスにによって年会費が決まったようだ。創る会は、権利を守る会から、脱皮して、有志の会員が参加して、指導権を主軸としてマルハンに10項目のアジェンダを協議して表面化している。被害者の会は、一応、会社更生法へ移行し、会員権もそれなりの額面ををつけ、第二次改革に入った段階で、柔軟な態度をとってきた。

被害者の会の報道部で報告しておかねばならないことは、あるニュースソースで、幹部逮捕とのニュースが流れ心配をかけたが、幹部の嫌疑も晴れて、報道の責任を果たしているので、関係者各位におかれては、何ら、太平洋クラブの改革に影響を及ぼすものではないから、懸念を払拭して、マルハン傘下の運動を確実に進めてもらいたい。

さて、前述に戻るが、マルハンの実質の経営に、会員がどのように対処していくか、会員大会でよく説明や約束を聴かなければならない。マルハンでも、300億円という資金をて提供するわけだから、採算が合わないゴルフ場の整理もかならず、視野に入れていくことだろう。加えて、九州地区には、沖縄を太平洋クラブから提携を外したので、現在は、ない。だから、北海道と九州と東北に、太平洋クラブの地区拠点を作ってもらえないか。そうすれば、マルハンの力で、グローバルな会員制が出来上がる。東南アジアにも強いマルハンだから、その地区にも、太平洋クラブの拠点があるのが、望ましい。夢は、膨大になる新太平洋クラブの誕生である。

創る会も被害者の会も、ここにいたるまで、全面協力関係を維持してきたのであるから、10月の説明会には、建設的な意見交換が、新クラブ誕生の証しになるように、いまから、各自が勉強して、他力本願にしないように集中してもらいたい。

会員諸氏には、その通知が、手元にあると思うので、もう一度確認をしてもらいたい。

まさに、会員が勝ち取ったわれわれのクラブだから、真摯に全方位で判断、決断してクラブライフの謳歌を忘れまい。

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東京2020オリンピック・パラリンピック招致委員会は1月7日、霞ヶ関カンツリー倶楽部をゴルフ会場と記載した立候補ファイルを正式に国際オリンピック委員会(IOC)に提出いたしました。

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石川遼とUSツアー 22    遼と英樹 タイガーの偉業

2013-08-07 | 危うい日本のゴルフの世界

遼と英樹の命がけの挑戦、

遼は、残された2ゲームで、シードが確保できるかどうか、ゴルフ人生の最大のピンチに追い込まれた。

英樹は、メジャー戦で、優勝のミケルソンとWGCブリヂストンの優勝、タイガーと廻った。別世界の二人、燦然と輝く彼らの偉業は、なお、存続中なのであるから、英樹にとっては、生きた見本が、なによりの今後の目標になるであろう。英樹も、記者も過去において、全米オープンの会場であったロチェスターのオークヒルにジャンボを追ったことがある。優勝は、カーチスストレジの全盛時代で、彼が優勝した。全米オープン、1988,1989年の2連勝である。ジャンボも、優勝候補の一角をプレーしていた。18番で、二クラスがエッジから、空振りしたのには、驚いた。二クラスは、初めての空振りではなかったのか?

オークヒルは、ナイアガラに近く、ゴルフの祭典と自然を楽しめるファンにとっては、またとない季節だ。WGC,ファイアストーンで8勝目を記録したタイガーは、通算79勝目、今年、5勝目、カムバックから。あっと言う間に、世界一の座をものにした。あと3勝で、最多勝利者、サム。スにードの大記録に並ぶ、前人未到の記録をタイガーが来年にも、達成する可能性は、言うまでもない。難しいコースだけに、タイガーの優勝する可能性は、十分だ。メジャーは今年、取りきってはいないが、加えると今年は6勝目という記録になり、80勝という大記録になる。恐ろしい数字ではないか。ペアリングは、WGCブリヂストンで、2位につけた、キーガンブラッドレイ、と全米プロをハーニーぺニックの教えで、ものにした、静かなるデーヴィスラブ三世だ。

英樹は、このメジャーで、シード権確保に手が届くだろう。タイガーを目指して、がんばると言ってのけた。遼は、推薦でプレーが可能となった。大きな山だ。これほどの好機はない。神がかりのプレーが望まれる。達成出来なければ、地獄だ。火の海だ。ゴルフは、息が長いが、複雑なゲームだ。この二人の代表選手は、明暗を分けて、一年になるが、勝負の時間が刻々と迫る。息もつけないほどの全米プロだ。

マキロイも黙ってはいないだろう。

英樹が、メインイヴェンターとして、ゴルフ界にあるのは、間違いない。破格の扱いだ。すでに、タイガー、ミケルソン、超一流選手と手を合わせた。英樹のWGCブリヂストンは、力が入りすぎて、右肩が左肩より、Finishで高くなっていたのは、疲れていたか、肩が深く入らず、力んだ結果だろう。

まあー、よく21位で済んだものだ。パットのタイミングも、早かった。タイガーに押されたか。

さて、遼よ。周りを気にするな。自分を信じよ。FCCJのインタビューで、記者が話したではないか。

覚えているか。健闘を祈る。!!!

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