ゴルフタイムスの世界   Eagle Eye

ゴルフタイムス編集の古賀のイーグルアイは、焦点を外さないのが自慢です。面白くて、実践的で参考になる記事を提供したい。

東日本大震災 10年の節目 祈ろう被災者のために

2021-03-11 | 日本の未来

東日本大震災、10年目を迎える。悲惨と慟哭の中、親子離れ離れになり、死別した被災者を一日たりとも忘れてはなるまい何にもできない人々は、祈ることは出きるでしょう。彼らのために涙を流すことはできるでしょう。

己に恥じることはないか、と問う自分に、ややもするとコロナ蔓延で、この大災害の被災者に思いをを寄せていない自分を許せない。被災者の気持ちを察すると、胸が張り裂けそうだ。10年の節目、もう一度、この災難を考え直してみないか。何か、忘れていることはないか、全国津々浦々に至るまで、問いかけたい。

大震災に被災された人たちが、複雑な思いを断ち切るのは、容易ではない。しかし、被災を免れた人たちが、奥底より寄り添い祈り、援助していくならば、やがて、悶絶の苦しみが薄められるのは、言うまでもない。

日本国民は、一家族ではないか、我々にできること、真剣に実行していきたいものだ。 東日本大震災の被災者に、祈りを欠かすことはできない。

                  執筆同人    古賀剛大

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Arnold Parmer Invitational 善戦したリーウエストウッド

2021-03-08 | 危うい日本のゴルフの世界

Lee Westwood の完成されたゴルフィングの凄さ

優勝は、デシャンボーであったが、50歳に向かっているリーウエストウッドの戦いは、まるでライダーカップを観ているようだった。リーは、太平洋クラブマスターズを3連覇、その名をしみこませた名選手である。まさに、息の長い優秀なプレヤーであるのは、世界が認めた兵である。

72ホール目のドライヴィングは、デシャンボーに負けない素晴らしいショットであったが、不運にも、デボットの跡にすっぽり嵌った。しかし、顔色一つ変えずに、ダウンブローにしっかり打ち、見事グリーンに乗せ、優勝も狙えるラインに桟敷の人々は、拍手と驚きの喚声で迎えた。デシャンボーは、二打目を楽にオンさせ、バーデイを狙い定めた精神は、パーマーを彷彿とさせた。パッテイングの二打めは、1.5メートルをしっかりねじ込み、雄たけびを上げた。強い、ツアー8勝目を刻んだベイヒルである。リーの善戦をたたえ、2位とはいえ、見応えのあるいい試合をしてくれたことに感謝する。Final 72ホール目まで、優勝がわからない接戦なり  あと10分で日没なり。

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Arnold Palmer Invitational B. デシャンボー 力量の勝利

2021-03-08 | 危うい日本のゴルフの世界

Arnold Palmer Invitational  

B.デシャンボー  優勝   頭脳と力量感の厚みを見せた勝利

Win at Arnie’s Place extra special for DeChambeau

Photo; PGAtour/WGPCA/ GDB

B.デシャンボーのゴルフの魅力は、力量感あふれる攻撃的なゴルフにある。この大会は、われらアーニーのホーム、ベイヒルに招待された選手が、しのぎを削るトーナメントでタイガーの複数勝利でも有名でもある。アーニーエルスが、初めて米国で戦うチャンスをパーマーによって与えられた貴重なフィールドである。英樹にはいい結果がなぜか残せない。今年も、予選をぎりぎりで通過、あとは、集中を切らさず18位、2アンダーを記録した。決してやさしいコースではなく、技術と攻撃と防御が攻めあうチャンピオンコースである。よく戦いを演じたのは、日本でもなじみが深いリー。ウエストウッドの大活躍である。三日目には、イーグルで10アンダーでトップにも並んだ。11アンダーでトップ、4日目もワンオーバーの好プレーをし2位に甘んじたが、優勝してもおかしくない味があるプレーを見せつけた。スピースは、優勝戦線を疾走していたが復活の嵐は、今日も凋んデ3オーバーの75でトータル6アンダー、悲願は遠のいた。しかし、随所に間違いなくMAJORに向かっていた時のスピースに戻りつつある。デシャンボーは、アーニー好みの攻撃的ゴルフを主軸としてファンを沸かせている。データーから判断しても、マネジメントがしっかりしていて、距離を定めて、メリハリをつけた処理は、彼の頭脳が明晰であることを表している。

飛ばすときには、400ヤードに向かって真振りを、飛ばさないときは、しっかりアイアンで置き球を、パッテイングは、慎重に勇敢に、192ヤードの残りを9番アイアンで打った時には、言葉を失った。ゴルフは、DJやマクロイやデシャンボーでまさに大変化したといえる。デシャンボーの肉体改善は、完全に成功したといえるか。天国からパーマーは、どう見ているのだろうか。

まずは、デシャンボー。優勝おめでとう。

                GT.執筆同人  古賀剛大

 

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プロゴルファーの壁と末路  危険信号が灯る

2021-03-05 | 危うい日本のゴルフの世界

プロゴルファーの危うさは、ちょと調子がいいとひな壇におかれ、知らぬ間にどん底に落ちる。

特に、女子ゴルファーは、プレー全盛期の命が長くないので、悲惨である。巷は、ちょと試合に勝つと今太閤ともちあげ雑誌などを飾る。キャデイの清水が、イボミを離れたところで、イボミの未来は、言うまでもない。優勝の声は難しい。調子に乗りすぎたときに、危機は迫っているのを気付かない。笹生優花、天性のゴルファーだが、日本になじみすぎて、有頂天になってはいないか。あれくらいのアプローチとドライバーの飛距離では、世界は遠い。危なく見える選手だ。優勝はむつかしくなった時が、おおくなるほど、末路にはまる。笹生の勝利は、遠いと感じる。メジャーで一躍、筆頭に浮かんだスマイリングクイーン、恵まれた体と運で世界に躍り出た渋野日向子は、実力をつけた選手だが、あまりにもひな壇に飾られて、危うい。アメリカで活躍できる機会を早くものにして、今の足かせから、脱却しないと選手生命が崩れる。石川遼は、15歳から5年間、よく持ちこたえた。アメリカでも頑張った。しかし、アスリートへの道から外れたため、苦労している。逸材が活かしきれないスパイラルに嵌ったのだ。遼の20歳から30歳の10年間でアメリカはすでにアスリートの全盛期を迎え、ゴルフスタイルも完全に変わった。もう、追いつくのは、至難と言わざるを得ない。

世間からちやほやされたときに、プロゴルファーには、危険信号が灯っているのだ。

       執筆同人 トーナメントチーフライター  唐津 仁            

 

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