大変な事件が起きてしまい、ショックを受けています。
私は京都アニメーションとは関わりがなく、ブログにこのような記事を載せる事もはばか
られたのですが、同業者であるクリエイターの大量殺害という報に動揺してしまった自分
の心情を率直に書き記しておこうと考えたのです。
犯人男性に関しては様々な情報が飛び交ってますが、火傷で意識不明ということで動機
に関するコメントは差し控えたいと思います。しかし、何があったにせよテロ行為による
加害という方法については容認できません。
被害を受けた京都アニメーション所属の方々が、あの場で何があったのかを考えた時、
私は同じ絵描きといて他人事とは思えない気がしました。私もかつてはアニメーションの
仕事に携わったり漫画のアシスタントをしたりして、机に向かって一心不乱に絵を描いて
いた経験があります。そこは真剣な全精力を傾けた仕事の場です。ふと将来への不安や夢
が交錯することもあったでしょう。そんな暇さえなく気が付けば日が暮れていたと言う時
もあったと思います。
その刹那の理不尽な凶行による死だったのです。30数名の一級のクリエーターが一瞬
のうちに命を奪われました。全員がおそらく私より優れた技能を持ち、私より若く、前途
有望であったはずです。誠にもって気の毒であると思うし、創作の世界にとっても大きな
損失であることは言うまでもありません。
犠牲になった方々へ心から哀悼の意を示したいと思います。
警察諸君はこの事件の原因究明と再発防止に全力を注いでいただきたい。
事件の前後に火災や放火が連続していたので、関連は不明ですが記しておきます。
神戸市うなぎ養殖場火災 7月15日 7時45分ごろ
保温のためのヒーター不具合
京都アニメーション放火事件 7月18日 10時30分ごろ
京王電鉄変電所火災 7月19日 4時50分ごろ
原因調査中
韓国日本大使館前放火事件 7月19日 未明
犯人男性は死亡