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先ごろ国会で改正法案が可決され、誹謗中傷に関する罪状が厳罰化されました。同時に
罰則の懲役刑と禁固刑の中間にあたる拘禁刑と言う物が定められ、受刑者は矯正を受ける
ことになりました。こうした変化は、ネットにおける誹謗中傷の原因が精神の病理に帰す
るという認識がある事を指していると思えます。
秋以降の施行という事で、それまでの間ネット内は慌ただしくなると思います。数日前
にNHKでネット内での成りすまし犯の番組をやっていましたが、大体において的を得た内容
だと感じました。それは犯行の動機が愉快犯であり、法による摘発を声明したところ、大
部分の同調者は謝罪したと言う内容にリアリティーを感じたのでそう思うのです。厳罰化
された法律が施行されれば、この動向はさらに加速すると考えられます。
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Twitterの買収騒動に関して、偽アカウントの数がはっきりしないので停止しているとの
情報から進展がありません。改革が進まないのであれば結局は以前の混乱状態と違いはない
と思えるので、僕もTwitterの使用に関しては凍結したままです。この手のネット上の巨大
組織は超国家的な存在なので、日本一国の法律改正が影響を及ぼすとは考えにくいのですが、
一方でイーロン・マスク氏のによる買収は効果が大きいと言う資本主義ぶりです。
結局のところTwitterも巨大企業であって、その宿命からは逃れられないのでしょう。し
かし、誹謗中傷の恐るべき破壊力から分かる通り、世の中を動かし得る実効力を一私企業が
行使してよい物だろうかという疑問も感じます。
Twitterに関しては他に話題があって、シャドウバンという罰則があると聞いています。
どういうものかと言うと、ある規定に違反した加入者のTwitterを一定期間非公開にすると
いうものです。本人がその事に気が付かないように実行されるので、自分が何に違反したの
かも分からない不気味な部分があります。非公開の期間は一か月と短期間ですがアカウント
停止になる場合もあるので、その適用は違反項目によるのだと思います。
上記の日本での法改正や、偽アカウントの特定などの諸条件によってか、最近はシャドウ
バンが増えていると言います。これらはTwitterの管理側の事情によるものなので、明確な
アナウンスがなく、(運営側はシャドウバンを公式に否定している)本当の所は一体どうな
っているのか分からないと言う不明瞭な不気味さもあります。
しかし、こうした管理側による規制が無ければ無法地帯になる事は目に見えていて、実際
に過去の事例は枚挙にいとまがないはずです。手探り状態のネット内の規制は、表現の自由
を守ると言う理想との板挟みから来るのであって、意味もない混乱とは違いますが、果して
いつまで続くのかという使う側の疲労も感じられます。
シャドウバンに関しては、ネットの素人である私には第三者のハッキングと区別が付かない
のでこれ以上のコメントは控えますが、管理側のコントロールがあると願いたいものです。
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ネット内では他にロボットによる監視が少し取りだたされていて、思わせぶりなコメント
を書くとそれが規制に引っかかって警告を受ける等と言う珍事も起きています。AIが稚拙な
のでまだこういうことが起きる訳ですが、いずれはビッグデータの蓄積によって、確度の高い
規制が実現する事でしょう。現在の所、こういう規制に関して様々なケースをAIに教育する
アルバイトがあると言います。人間がAIに対して様々な要点をケースごとに教え込む分けです
が、果してどれくらいの時間がかかるのか、私には想像もつきません。
今の所はそういう「災難」に対して、誤解を受けないように気を付けるしかないようです。
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毎年、6月の末ごろリセットがあり、同様の事が7月末と5月末にもあると、このブログで
警告してきたのですが、上記の事情が影響したのか今年に限っては複雑な動きを見せています。
5月20日ごろリセットのような動きがあり、6月10日ごろにも同様な動きがありました。
これは各々10日ずつ前倒ししたように思えたので、このペースで行くと例年の7月末のリセ
ットが6月末に前倒されると考えられました。しかし、こんな事が可能なのは人為的に行われ
ているからであって、今まで30年近く継続していた6月末のリセットとは異質なものを感じ
ます。
思うに、現在の情報の流通は30年前より格段に進歩していて、個人のインフルエンサーが
それと同程度の情報拡散をSNS等で行うのも難しくなく、6月末のリセットを模倣していた可能
性が高いのです。
それで考えると、たくさんの人が信頼を寄せてきた情報筋がある日突然消え失せて、責任の
所在があやふやになってアイデンティティの過失から路頭に迷うという事が、今後は珍しくな
くなると思えます。ネット上のそうした人間関係とかヒエラルキー構造は、非常に脆い物と言
う実感を誰もが持つことになるのでしょう。
上の予想から7月末のリセットは前倒しされた結果無くなるのかもしれないと考える事もで
きますが、状況はかなり流動的で何とも言えません。言い換えると当事者の考え方次第で何と
でも出来るようになってしまったと言えます。しかし、当然のことながら今後は法改正によっ
て告訴され罰を受ける確率が高くなっているのは確かで、巧妙化によってかいくぐる傾向へ進
むように思えます。
しかし、基本的にこういう目まぐるしい動きは人間の精神的な障害から来ているのであって、
普通の安定した精神生活を送る分には関係のない事でしょう。僕としてはそうした落ち着いた
ライフワークを確立する事が最も有効な対策としてお奨めできるものです。