T.N.T.-SHOW

メカデザイナー山本薫のBlogです~2006・11・30 お仕事募集中 sp2q6z79@polka.ocn.ne.jp

 コミティア149に参加しました

2024-08-18 21:13:02 | 同人誌
   

 本日はコミティア149が開催され、私は一般参加しました。目的は5月に描いたコミ
ックを出張編集部に持って行って評価を聞く事と、同人誌を少し見て回る事です。それと
帰りに池袋の印刷店によって、コミケ向け刷ったサスペンションと砲塔の百科を一箱受け
取り自宅ストック分にします。まとまった数を刷らないと単価が高くなるのですが、量が
一人で運べる量を超えているので何回かに分けて運べるように手配したのです。

 5月にサークル参加した時には時間がなくて、終わり際に行ったらいい加減に扱われて
しまったので、今回は余裕のあるところでじっくり読んでもらいたかったというのがあり
ます。結局二人の方に意見を聞けましたが、それで分かった事は読む側の年齢層によって
評価に違いが出るというところです。まあ、それは向こうの責任ではなく、こっちが色々
な人に聞いて回って総合的に判断するしかないということなんですが。それには時間的に
余裕を持って聞いて回る必要があるのです。
 読む側にしてもイベントの終わり際にぎりぎりでやってこられても、充分に読めないし
いいアドバイスも出せないわけです。

   

 今回聞けた良いアドバイスは、ページに少し余分な描写があるとか、細かい説明不足等
でした。何か表現したいシーンがあったら、それを中心に話を組み立てると言う定石とも
いうべきアドバイスがありましたが、それは若い編集者の方から言われた事です。
 もう一人の少し年配の方は、僕の漫画を気に入って頂いて、読み込んでくださいました。
そして良い点についていくつかほめていただいたのは良かったのですが、この漫画はもっ
と高年齢層の読む内容だと言う指摘も受けました。早い話が話の内容が大人向けで若い人
には受けなかったという訳です。同時に少し詰め込みすぎと言う事と、話のつじつまが合
わなく見える部分があって、それは絵で見せれば解消するというアドバイスも受けました。

   

 言われてみればわかる事ですが、作者が自分の作品を読んでもわかりにくいと言う部分
は必ずあるもので、やはり客観的な視点は必要だと分かりました。それと、ネームは複数
回書き直すべきで、今回も時間の制約で一回しか書けなかった事が良くなかったと思えま
した。
 これらの点を踏まえて、今後もコミックの制作は続けて行くつもりですが、短時間で同
人誌と言う形態で描く以上は、ページの制約とストーリーの簡略化はついて回ると思いま
す。そして、見せたいシーンを丁寧に描いて見せると言う点も引き続き留意する必要があ
ると思います。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

コミックマーケット104に参加しました

2024-08-12 23:08:48 | 同人誌
   

 本日は、コミックマーケット104が開催され、暑い中多くの人出でにぎわいました。
私も新刊を作って参加しました。今回は久しぶりに角に配置されて少し期待が持てました。
 1週間ほど前に九州付近で地震が起き、南海トラフ地震が危惧されましたが、今の所は大
丈夫なようです。また、東北地方に台風が上陸して降雨の被害が出ましたが、幸い東京地
方には波及しませんでした。
 雨の心配もありましたが、私は連日の猛暑と様々な用事を果たしている内に体力面での
不安が出てきたので、当日は最低限の持ち物ですますつもりでいました。三日前には首の
痛みが起こって頭痛になりましたが、幸い前日には収まってなんとか健康体での参加とな
りました。会場内はエアコンがあるのですが、会場の外は36℃になるという予報です。
 正午ごろには室内も次第に蒸し暑くなってきて、マスクをするのは苦しくなってきまし
た。会場内の人も8割がたマスクをしていません。ぼくも外してしまおうかと思ったので
すが、なんとなく売り子をしている方がマスクをしていないことにためらいがあったので
そのままにしました。

   

 今回の新刊は、申し込みをした時点では始動前の段階だったので、サークルカットに題
字が入っていません。X(元Twitter)で4日前に告知しましたが、どの程度効果があった
のかは疑問です。すでに通販サイトの予約ではそこそこの手ごたえがありましたが、どう
も虎の穴での売り上げの方が伸び悩む傾向があるようです。聞いた話では虎の穴では書店
を閉鎖したそうですが、どの店舗の事なのか、通販に影響が出るものなのか、は分かりま
せん。

   

 艦船の本のシリーズは今後も続くものとして始めたので、おおまかな構成を考えいます。
しかし、巷にはすでに艦艇関連の本が山のようにあって、ただの猿真似では売れそうにあ
りません。すでに知られている兵器体系をあまり知られていない切り口で描く、等の工夫
が必要です。それに艦艇のファンは戦車より限定されるので、人気の高い第二次大戦中の
日本艦を中心に扱わないと見向きもされない恐れがあります。
 今回の本はシリーズ第一作と言う事で艦船の歴史を掘り起こしたのですが、やはり派手
さに欠けることは否めません。近代か近世の機械や機構について、もう少し掘り下げる必
要があります。

   

 今回は新刊はそこそこ売れましたが、他の既刊はそれほどでもなく、疲れたのみと言っ
た具合です。しかしすでに5年を経過しているサスペンション百科がまだ売れ続けている
のは少し驚きました。サスペンション強し。
 売り上げとしては最盛期の半分と言ったところで、売れ残った新刊はメロンブックスさ
んが引き取ってくれました。そちらでの予約は好調なので、冬前にははけてしまうでしょう。
それと二時半ごろ某出版社の方がいらして名刺をもらったので何か進展が望めるかもしれ
ません。今後に少し希望がつながったと言う所でしょうか。 
 
   
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする