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本日は、コミックマーケット105二日目が開催され、多くの参加者で賑わいました。
最高気温は11℃と言う事で朝は寒かったのですが、会場内は快適で夏に比べるとずっと
すごしやすいイベントだと思いました。
私も新刊を作って参加しましたが、制作期間が圧迫され毎度のことながらクロスプレイ
となってしまいました。前回のコミティア150から1カ月半しか製作期間がなく、完成
が危ぶまれましたが、今年の初めに4冊の本を作る計画を立てていたため決行しました。
普通なら1カ月ちょっとで本を作ることは不可能ですが、事前に準備を整えてプレハブ
形式で短期間に作る事が出来たのです。
コミック本の制作期間の大部分は書くことに費やされます。文字を書いてストーリーや
文芸設定などを作り、設定や原稿等の絵を描いて完成まで持ってゆくのです。しかし、今
回のような解説本では事情が異なり、事前の資料集めと読み込みが半分以上を締めます。
そこから構想を練って、面白い読みどころを考えます。これらのほとんどの時間は書く事
とはあまり関係がなく、自分の頭の中での作業となるのです。
そこで、コミックを制作中にも並行して構想を練るという事をしてみましたが、内容が
混乱するのであまりお薦めできない方法ではあります。今回はなんとかまとめることがで
きましたが、艦船の本を始動するというイベントとコミック本を2冊作ることを平行して
進行するのは大変なことでした。コミックが売れるのであればずっと書いていたいところ
ですが、成果がないのでは二刀流で行くしかありません。
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今回は異例の12月30日開催となって、翌日の大晦日には1日の余裕が生まれました。個人
的には助かるのですが、何かの事情があった事を考えると、素直に喜べません。31日に開催
しなかったのは会場の都合があったのかもしれません。
同人誌事情もコロナ禍以来激変していて、私の同人誌の売り上げも減少傾向にあります。
同人ショップの虎の穴での売り上げは往時の三分の一となってしまいましたが、これには、
支払いにクレジットカードが使えなくなった事情や、虎の穴の販売戦略が関わっている様
でした。一方でメロンブックスでの売り上げは変わらず、こちらが主力になりつつありま
す。ただ、今後の事を考えると既刊の電子書籍化は考慮しなければなりません。
もう一点、ノボリをどうするかということがあります。多くのスペースで普通にノボリ
があって、卓上の小さなものまで見かけます。どこかで販売しているようなので探してみ
るつもりです。日光企画さんではノボリの印刷はやっていないそうです。他にシールのよ
うなグッズも作ろうかと考えていますが、いまのままでは蛇足のようで今一つやる気に
なれません。
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今年作った4冊を通して分かった事は、絵的な問題と商業誌との関係をどうするかとい
う事です。
コミックの絵に関しては、明らかに実力不足です。それはストーリー関係に費やす時間
が長すぎと言う事と、読者はストーリーは二の次であり、見た目のインパクトを欲してい
るという事が実感できました。対策として、ストーリーの簡略化やページ数の削減、それ
によって設定を作る時間やページ枚の制作時間を引き上げる等の方法が必要だと思います。
場合によっては、イラストのみの本をじっくり作る必要があるかもしれません。
解説本の絵に関してはもっと構造を分かりやすく、動きを交えてメカを解説する必要が
あります。戦車に比べて艦船は地味で分かりにくいので、工夫する必要があるのです。
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商業誌に関しては、これまでに名刺をもらっていた編集の方に連絡を入れてみましたが、
既に電話番号が使われていないとインフォメーションがあるばかりで、異動になったので
は?と思われました。艦船の本を専門雑誌に寄贈する方法も、それほど良い手とも思われ
ません。艦船の本はまだ始まったばかりで軸線が定まっていない読み物なので、送られて
も困惑するだけではないかと思います。
とりあえず、秋に作ったコミックを漫画雑誌の新人賞に送って様子を見てみようと思い
ます。
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