工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

アナログの良さ・・

2013年05月05日 | 日記
連休は 甥っ子達が遊びにきていました。


昨年のお正月に

フエルトでぬいぐるみを作って以来

モノ作りにはまっている甥っ子。



今回も 朝早くから



「ぬいぐるみつくりたい。」



っと言い出しました。



前回までは ほとんどを手縫いで縫っていたのですが・・

前回 ほんの少しだけ 手回しミシンで縫ったのを覚えていたらしく・・



ミシンでっ!」



・・・・っとのご要望。









我が家のミシンは 職業用ミシンなのですが 

もともと 足踏みミシンにモーターを付け替えたものなので

足踏みのペダルはそのまま残っています。



今は ペダルを踏んでもベルトを繫いでいないのでミシンには関係しませんが




ペダル部分を 足で器用に“ユラユラ~ユラユラ~”揺らしながら





ミシンの横についてる手回しのハンドル(はずみ車)を回して

縫っていました




(よしよし・・怪我せずに縫ってね・・・)っと心の中で呟きながら




ホッとするのもつかの間 

今度は




兄(小学生)の横でニッコリしている弟(幼稚園年長さん)が



「これ したい。」



っと ロックミシンを指差します。





ロックミシンは 生地の端っこをカッターで切りながらかがるミシン。





速度が・・・ダダダダダダダッ・・・・!!!!!


・・・・っと 速く


音も・・・・ズダダダダダダダダ・・・!!!!


・・っと激しく



その上・・カッターがついているので・・



・・・怪我をしてしまったら・・大変っ!!!









でも 興味をもっていることに


危ないから・・小さいからダメダメ・・っと


取り上げては いけないのかなぁ~っと




目を鬼の?ようにつりあげ??? 監視の下 させてみることに。

(もちろん 手を添えずに 甥っ子はペダルを踏むだけで。)




それでも 満足して目を輝かせていました。







2時間後・・


兄の方は 干支の龍の置き物を作り上げ

弟の方は ロックミシンの掛かったハギレと

     数本のステッチをかけ


満足そうです















この子たちが 大人になる頃

ミシンは もっと進化していることでしょう。




男の子は

大人になって ミシンを触る機会は

きっと ほとんどないの・・かもしれませんね。





進化しつづけ、何もかもがデジタル化されていく未来



子供の頃の このちょっとアナログ?な経験を

心の片隅にでも残してくれていたら

嬉しいですね
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