梅雨の中休み。
週末ごとに雨続きだったので
先週末 ようやく 黒髪山に登ってきました。
いつものように 神社の鳥居登山口から出発!
二日前に 大雨が降ったこともあり
登山道は あちらこちらに 水たまり。
その分 マイナスイオンが溢れ?! 空気はひんやり澄み渡り
植物も 生き生きとして 緑の色が鮮やかでした。
今の時期は・・
ヤマボウシ! 山肌を白に染め華やかです。
ヤマボウシほど華やかではありませんが
ふと顔を上げると・・下向きに花をつける エゴノキ。
先月 花を咲かせていたサルトリイバラは
今月は 丸々と実が膨らんでいました。
ここ九州では 柏餅は このサルトリイバラの葉っぱで巻かれます。
なので 柏の葉っぱは この丸い形だと思ってました。
他にも キブシの実も たわわに実り
すでに色づいている こちら 野イチゴ は見るからに美味しそう
・・ですが 見た目ほど 美味しくはないそうです(苦笑)
同じ赤色が 鮮やかなのが ハナミョウガ!
秋には 花と同じくらい赤い実をつけます。
新緑には 赤い色が映えますが
青い花も負けてません!
山道を彩る青紫のタツナミソウの群生も神秘的です。
この時期 あちらこちらで見かけるのが アザミの花。
密が多いのでしょうか?
蜂や 蝶々が 忙しそうに飛び回ります。
山に登りはじめて 3年。
いろんな植物の名前を覚えました。
オニタビラコ。
これによく似た 小さいコオニタビラコは
別名 春の七草のひとつである”ホトケノザ”のことだそうです。
そして・・こちらもよく似ていますが
こちらは ニガナ
よ~く見ないと 混同してしまいます。
そんなこんな 下ばかり見て歩いていると・・
おや?こんなところに・・・子猫?
木の根っこにうずくまる・・なに?
じつは・・この子は・・
子タヌキ。
二日前の大雨で 巣が流されてしまったのでしょうか・・・。
親タヌキとはぐれてしまったのでしょうか??
野生のタヌキが 昼間に人が通る山道に姿を現すことは珍しい・・。
助けてあげたいですが
野生動物によっては 人の匂いがつくと親が近づかないこともあるので
そっと見守ることに。
きっと 親タヌキが迎えに来てくれるっと信じて先へ進みます・・。
がんばれっ!子タヌキ。
そして・・今回は のんびり休憩をしっかりとりながら
二時間かけて 山頂の天童岩へ。
最後のひと踏ん張りの岩登り!
登った先には・・
絶景です!
薄雲のかかるお天気でしたが
空気は澄んでいたので遠くまで 見渡せ 気持ちのいい眺望でした。
今月は梅雨入りと同時に 気圧に負け?
”めまい”という体調不良をおこし
自分の体が 自分の”思い”だけでは管理できなくなっていることを
痛感させられた月でした・・。
同世代の友人たちとも
”50肩”だ・・
”めまい”だ・・っと そんなワードが飛び交うようになり
ついこの間まで 他人事だと思っていた体調不良が
すでにわが身に降りかかる年齢になったのだと実感しています。
今回 山に登れるかなぁ・・っと心配しましたが
無事 登頂~下山を果たし
さらに・・久しぶりに
黒髪山麓の”天童の湯”の温泉に入って帰りました。
少し 自信を取り戻せました。
さぁ、しっかり食べて 寝て
気圧に負けないよう 体力つけるぞっ!