工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

タイトスカートからボレロ

2022年03月20日 | 二っと・化繊etc~~洋服

黄色のタイトスカートからボレロをお作りしました。

 

 

 

後ろは・・こんな感じ

 

 

 

シンプルですが

一枚あると 便利ですね。

 

 

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今日、お邪魔したのは美容室。

美容室のお客様をご紹介いただくことがあり

時々 お邪魔させていただきますが

たくさんのお客様を抱えるベテラン美容師さんだけあって

感性が面白い。

 

美容師さん曰く

「・・人ってさ・・60代70代・・だと 年齢を言いたがらないのに

80過ぎると みんな 年齢を言いたがる・・(笑)。」

っと。

なるほどね・・そう言われれば 80・90過ぎた方は

必ず

「もう、88よ~~。」とか「90過ぎたからね~。」とか

年齢を主張されますね。

そうだそうだ。そう言われればそうだ・・考えたことなかった。

 

他にも 洋服を作っても着て回らなきゃだめよ!という話から

美容師さん曰く

「いつも同じ服着てるって思われるかもしれないって気にする人いるけど

毎日 会う人は違う!」と。

 

なるほどね。

今日も昨日も 同じ服っと思っているのは自分だけ。

今日、会う人 すれ違う人は 昨日 会った人 すれ違った人とは違う・・。

 

文章にすると”当たり前のこと”のように感じますが

実際、耳にすると 深いなぁ~~。

 

そうだそうだ、

毎日毎日 違う出逢いを繰り返しているんですよね。

 

 

時々 こんな風に まったく 違う目線での話を聞くと

ハッとします。

 

分かっているつもりのことが

改めて 人の言葉として 耳に入ってくると

新しいことを聞いたような気がしていい刺激になります。

 

以前、知り合いが

「50を過ぎると 周りにいるのが 自分より年下ばかりになって

自分に 指針を示してくれるような人がいなくなった。」

と、言っていた意味が最近分かるようになってきました。

 

自営で仕事をしていると

上司もなく もちろん 部下もいない。

気楽なように見えて

実は、壁にぶつかった時 すべての判断を ”自分”で決めなければならない怖さもあります。

 

間違ってないだろうか?

こんな対応でよかっただろうか??・・

相談する相手がいない頼りなさ。

自分の経験値の低さ・・。

 

一時期 その心細さから 本をあさって読んでましたが(苦笑)

やっぱり 人の経験に勝るものはない!

 

いろんな職業だけでなく・様々な年齢の方・お客さまのいろんな人生を

ただただ 聞いているだけで

いろんなヒントが見えてきたりします。

 

何気ない話の中には

仕事のことだけでなく

人との関わり方・距離の保ち方

冠婚葬祭の作法などなど・・

 

なので

ただの雑談や噂話・愚痴なども一言も聞き漏らしません!

 

経験値の低い私にとって これが 私の”指針”でしょうか。

しっかり自分の人生の糧にしていかないと!と思ってます。

 

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