工房 十一椿(toi tsubaki)

久留米絣や 大島紬など 着物を使って洋服やバッグなどの製作・販売を行っています。

大島紬でバルーンチュニック

2022年03月25日 | 大島紬

大島紬でバルーンチュニックをお作りしました。

 

 

 

襟は、こんな感じ。

 

 

 

っと・・ボタンを留めると・・こんな感じに変化する2WAYタイプ。

 

 

 

 

袖は シンプルな筒袖

 

 

脇にスラッシュポケット。

 

 

 

後ろは・・こんな感じ

 

 

 

幾何学模様がモダンな大島紬。

 

とてもお似合いでした。

 

 

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先週末、関東地方では雪が降ったそうですが

ここ九州でも‥寒かった・・。

 

・・っで 寒さのせいで・・体が冷えた?のか

お腹を壊してしまいました。

 

 

二日 体調不良。

市販の整腸剤を飲んで もう治るだろうっと高をくくっていたら

・・治らない・・。

 

ん・・・・仕方ない。

予定していた納品を先延ばしにさせていただき

近くの内科へ行くことに。

歩いて5分の病院ですが

このご時世 一応 電話して

 

”14日以内の県外への移動もなく

熱もない 頭痛もない喉の痛みもない・・

食欲もあるし 倦怠感もない

ただ お腹を下している・・”っと説明すると

 

「外にグリーンのテントが張ってありますので そこでインターフォンを押してもらえますか。」

っと受付の方。

 

・・っで 病院につくと垂れ幕で囲まれた駐車場の通路に

”発熱外来”の張り紙。

ん・・ここで間違いなさそうっとインターフォンを押し

しばらく待つと

防護服に身を包んだ看護婦さんが

小窓を開け 症状を聞いたのち 

小窓から採血。

 

 

数分後、採血結果が出て ようやく 中へ。

 

中も 発熱外来専用ブースになっていて 

先生のデスクとパソコンと 簡易ベットがおかれ

病院との出入り口の扉は アクリル板で仕切られていていました。

 

採血の結果・・胃腸炎。

どうも・・先週食べた 貝にあたったようです・・ははは(苦笑)

 

ビオフェルミンを出してもらいました。

 

県内も 感染者が少しづつ減ってはいますが

まだまだ 油断はならない。

看護婦さんも先生も 防護服にフェイスシールドと 物々しい雰囲気でしたが

物腰は柔らかで とても親切でした。

何度も「寒い中 外でごめんなさいね・・。」と私に気遣いながら

笑顔で対応していただき 

こんなご時世に こちらこそ 申し訳ない・・。

 

この病院は、透析患者を受け入れる 無くてはならない病院。

毎日 毎時間 患者さんが 透析に通ってこられます。

叔母も 二日に一度 この病院に通ってきてます。

 

もしも・・もしも 感染者をだしたら

多くの患者の命に係わる一大事です。

 

私など 対応してもらえるなら 外でも寒くても どこででも待ちます(感謝)

受付拒否されるかと思っていたので 診てもらえただけでも有難い。

 

 

災害が起こるたび

今は、ウクライナの現状を見るたび

病気を抱えた人は どうしているんだろうと思います。

透析のように 二日も日を開けられない患者は

命に関わります。

薬を欠かせない人は どうしているんだろう・・

知人にも 糖尿病の薬が手放せず 

毎食後 インスリンを打たないと 命に関わります。

高血圧も然りです。

 

誰しも身近に 持病を抱えた身内がいて

もしも あのような惨状になったら・・そう思うと

心が重くなります。

体の自由が利かない病人や高齢者を連れて

避難などとてもできない。

 

体力のない母を歩いて避難させるなど とうてい無理・・。 

もしも あのような事態になったら

 

ここに残るだろうな・・。

 

 

なにも起こらなければそれに越したことはないですが

なにが 突然 起こってもおかしくない時代。

 

 

いざというときのこと

いろんな想像をした数日間でした。

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