緑ヶ丘公園 (帯広市)
十勝監獄跡
記念碑 十勝監獄跡
唯一残された構造物(石油貯蔵庫) 特殊な煉瓦の積み方です
グリーンパーク 400mベンチ
【概要】
かつての北海道集治監十勝分監(後の十勝監獄→十勝刑務所で帯広刑務所の前身)の数度にわたる用地解放により開設。帯広市内で最も歴史のある公園であり、公園名は当時公園開設に奔走した帯広町議会議員で北海館(北海道ホテルの前身)経営者でもあった小泉碧(みどり)の名にちなんで命名された。開設後は野球場や陸上競技場が整備され、飛行場に転用したこともあった。特設リンクでは『国民体育大会』スピードスケート競技が開催された。園内には文化施設、運動施設、遊具施設、歌碑や文化財などがあり、園路も充実している。毎年1月下旬若しくは2月上旬に『おびひろ氷まつり』、5月には『おびひろ桜まつり』などのイベントが開催される。
2007年(平成19年)に都市公園法施行50周年記念事業実行委員会が主催した「日本の歴史公園100選」に選定され、2013年(平成25年)には造園としての価値が認められ、日本造園学会北海道支部による第4次「北の造園遺産」に認定された。
【歴史】
1929年(昭和4年):開設。
1958年(昭和33年):野草園開園。
1963年(昭和38年):おびひろ動物園開園。
1964年(昭和39年):帯広市児童会館開館。
1973年(昭和48年):彫刻の径(みち)完成。
1976年(昭和51年):帯広刑務所が市内別府町南13-33に移転。
1978年(昭和53年):グリーンパーク開園。
1981年(昭和56年):400mベンチ完成
1982年(昭和57年):帯広百年記念館開館。
1991年(平成3年):北海道立帯広美術館開館。
1995年(平成7年):多目的広場完成。
1998年(平成10年):みどりと花のセンター開館。
2008年(平成20年):児童遊園開園。
出典:Wikipedia
※現在十勝監獄跡地は「グリーンパーク」という愛称で、市民の憩いの場となっている。ほとんどの人々は過去の出来事を意識することなく、平和なひと時を味わっている。未来に渡り市民の安息の地であってほしいと心から願う。