政治と宗教
旧統一教会と関係があり銃殺された安倍晋三元首相の非業の死は、何を意味するのだろう。今、旧統一教会や自民党の実態が明らかにされつつある。
その理由は、旧統一教会の幹部のコメントや自民党三役の一人である福田達夫総務会長のコメントで分かってくるものがある。福田氏はあとになって釈明したが、心の中で思っているから口に出たのだろう。まさに口から出た錆で、突き詰めると原因は自民党の悪行が原因だろう。すぐに分かるようなウソはつくものではない。
日本の政治は三流といわれるが、これで少しは政治のウミが出て、日本の国が良くなれば良いと思っている。なお、人生が奪われた山上徹也容疑者について情状酌量の余地があると思っている。
組織は批判に値することが続けば、トップのクビが飛ぶことになる。このような当たり前の民主主義のメカニズムが、日本では働かなくなっている。最も心配しているのは、若い世代が自分中心主義で保守性が強いことである。日本は、それだけ生きづらくなっているということだろう。
これに関連して、十勝のシンクタンク構想を考えてみた。これは、十勝のシンクタンクを政治・経済・産業・社会・文化・教育など10分野に分けて、十勝の活性化を図ろうとするものである。
コロナ禍や人口減少などで多くの会が減り、限界集落が消滅する方向に向かっているので待ったなしである。なお、限界集落とは、人口の50%以上が65歳以上で、農業用水や森林、道路の維持管理、冠婚葬祭などの共同生活を維持することが限界に近づきつつある集落のことである。
住民が夢や希望を持ち、潤いのある生活を営める地域社会の形成が必要だろう。それにはまず、“隗より始めよ”と思っている。
「十勝の活性化を考える会」会員
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