十勝の活性化を考える会

     
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「高校生へのアプローチを行なう意義」の講演

2019-06-26 05:00:00 | 投稿


平成31413日、十勝振興局で大正大学教授浦崎氏の講演「十勝広域で高校生へのアプローチを行う意義」を聞いてきた。十勝総合振興局と十勝の未来を考える自治職員の会の共催で、以下の開会挨拶の言葉で始まった。

 

『急激に時代の変化が進む社会情勢の中、二十年後の十勝を考え、次世代に地域を繋いでいくことを一年間みんなで考えて、辿り着いた一つのキーワードは、「高校生」でした。

二十年後、地域を動かすのは今の高校生の世代です。新年度、そして平成が終わり新たな元号「令和」へ。十勝の未来をより多くのみなさんと考え、具体的な行動に繋げていきたいと考えています。』と。


講演を聞いてきた理由は、私たちの会の名称十勝の活性化を考える会と似ており、何かの参考になると思ったからだ。主催者の挨拶にあるように二十年後の十勝を支えていく人たちの「高校生」というキーワード、確かにそのとおりだと思う。この講演を受けて、私たちのブログ投稿文の継続テーマを「教育」と「地域」にした。

 

先日、帯広市中心市街地にある商店街を歩いてきたが、解体された「空地」と「空き家」が目立った。この現象は何も帯広市だけの現象ではなく、全国各地に見られる現象である。人口減少していく状況のもと、地域を活性化していくことは難しい問題ではあるが、指をくわえては居られない。人口減少が進むと、まちがゴーストタウン化してしまう恐れがあるからだ。全国各地でゴーストタウン化を見てきた者にとって、どうしてもそれを避けねばならぬ。因みに米国のデトロイト市は、かつては自動車の町として知られ、最盛期には180万人の住民がいたが、現在は70万人程度で失業率や貧困率が高く、犯罪の町として有名である。だから、地域活性化のポイントは、「知恵比べ」でもある。

「十勝の活性化を考える会」会長

 

注)ゴーストタウン

ゴーストタウンとは、一度形成された都市や集落廃墟化して、居住していたことを示す建物や痕跡のみが残されている場所のこと。ただし実際には、ごく少数の住人が住んでいる場合もある。 産業による環境破壊や衰退、戦争自然災害での退去など、何らかの理由により住人が退去して無人となることで形成される。

[産業構造の変化]

集落の存在理由が特定の産業に依存している場合においては、その産業が持続的なものではなく、衰退した場合には集落の存在意味を失うことである。

その意味において、生活の伝統も基盤もない地域に人工的につくられた集落が自然消滅するというのは、ゴーストタウン発生の典型例として認められている。

日本でも、北海道九州北部の炭鉱跡を中心に同様の元鉱山町が存在する。多くは、大きな都市の一部の集落が廃村になったものであるが、長崎県端島は採炭のための人工島だったため、島そのものが完全にゴーストタウンと化している。

(出典:  『ウィキペディア(Wikipedia)』)




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