令和2年6月5日、NHK第一放送「今日は何の日」を聞いていたら、当日は“環境の日”であった。
環境の日は、環境保全に対する関心を高め啓発をはかる日として、国連で日本とセネガルの提案により1972年に「世界環境デー」として制定されたものである。その後、2015年にはエスディージーズ(SDGs)が国連で採択されている。
SDGsとは、Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)」の略称で、次のとおり17目標が決められている。
①貧困をなくそう
②飢餓をゼロに
③全ての人に健康と福祉を
④質の高い教育をみんなに
⑤ジェンダ―平等を実現しよう
⑥安全な水とトイレを世界中に
⑦エネルギーをみんなにそしてクリーンに
⑧働きがいも経済成長も
⑨産業と技術革新の基盤を作ろう
⑩人や国の不平等をなくそう
⑪住み続けられるまちづくりを
⑫つくる責任つかう責任
⑬気候変動に具体的な対策を
⑭海の豊かさを守ろう
⑮陸の豊かさも守ろう
⑯平和と公正をすべての人に
⑰パートナーシップで目標を達成しよう+
上記の目標を再読しながら、“グレタ・トゥーンベリ”さんのことを思い出した。彼女は、地球温暖化によって引き起こされた危機は非常に深刻で、人類は生存の危機に直面しており、地球温暖化が、「私たちが知っているような文明を終わらせる可能性が最も高い」と主張している。
また、2019年2月、彼女は欧州経済社会評議会において、EUは2030年までにCO2排出量をパリで設定した40%の目標の2倍である80%削減しなければならないとも述べている。
いま世界中がコロナ禍で騒然としているが、私は、新型コロナウイルスの発生は、科学的な根拠はないものの地球温暖化が原因のひとつではないかと思っている。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) 環境の日
環境の日は、6月5日を環境保全に対する関心を高め啓発活動を図る日として制定された、国連による国際的な記念日である。世界環境デー(せかいかんきょうデー)とも。
由来は、1972年6月5日からスウェーデンのストックホルムで開催された「国連人間環境会議」を記念している。1972年12月15日に日本とセネガルの共同提案により国連総会で世界環境デーとして制定された。日本では環境基本法(平成5年11月19日法律第91号)により「事業者及び国民の間に広く環境の保全についての関心と理解を深めるとともに、積極的に環境の保全に関する活動を行う意欲を高める」という目的のもと6月5日を環境の日と定めている(環境基本法第10条)。
6月の一カ月間は、環境月間として、毎年、環境省や地方自治体、企業などによって環境セミナーや展示会などが各地で開かれている。
[統一テーマ】
環境省では1992年から2003年まで「環境の日・環境月間」にあわせて普及啓発のため統一テーマを発表していた。
- 2003年 はじめています。地球にやさしい新生活
- 2002年 見直そう今までの暮らし 考えようこれからの暮らし
- 2001年 時代が変わる 私が変わる 環境世紀の幕開けです
- 2000年 循環社会 捨てずに生かす 新時代
- 1999年 きこえますか地球の鼓動、みえますか環境の世紀
- 1998年 地球と未来の仲間のために 暮らしを変える わたしから
- 1997年 地球が発熱! あなたが止める 温暖化
- 1992年-1996年 地球とはもっとなかよくなれるはず
- 1999年 日本 東京 Our Earth-Our Future-Just Save it! 私たちの地球 私たちの未来 救うのは今!
- 1974年 Only one Earth かけがえのない地球
(出典:『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)
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