令和2年6月3日、NHK第一放送「今日は何の日」を聞いていたら、プロボクシング選手だったモハメド・アリ(1942━2016)の死んだ日だった。
モハメド・アリ選手はアフリカ系アメリカ人で、世界ヘビー級王座を3度奪取。人種差別と戦い、ベトナム戦争の徴兵拒否など社会的にも注目を集めた。1960年のローマオリンピックで、金メダルを獲得したが、帰郷したケンタッキーで人種差別を受け、その悔しさから金メダルを川に捨てたそうだ。
ボクシングスタイルは、蝶のような華麗なフットワークと、蟻のような鋭い左ジャブを繰り出すアウトボクシングであった。
晩年はパーキンソン病の闘病生活を送ったが、アトランタオリンピックでは、聖火の最終ランナーとして、聖火台に火をともしている。
いま、黒人を殺した白人の警官に対する抗議デモが、アメリカ国内に広まっている。これも人種差別に抗議するもので、白人が大多数を占めている都市にも起きているそうだ。
このことに対して、アフリカ系アメリカ人であるオバマ前大統領は、選挙で抗議するように訴えている。なお、モハメド・アリの名言には、「想像力のない奴は、翼を持てない」などがある。享年74歳だった。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) アメリカの大統領選挙
アメリカ合衆国大統領選挙は、アメリカ合衆国大統領を選出するための選挙。
この選挙は、具体的には数次のプロセスに分かれているが、一般に、4年毎、11月に行われる一連の選挙手続き、予備選挙となる立候補者選出および立候補者による選挙運動から選挙人による本選挙・投票・開票までの全プロセスの総称である。
[アメリカ合衆国憲法第二条:大統領と副大統領の任期]
大統領選挙はアメリカ合衆国憲法第2条の第1節、修正第12条、同第22条および同第23条に規定される。大統領および副大統領は4年の任期を務める。
【選挙の規定]
選挙権と被選挙権
大統領選挙の選挙権は、米国籍者に限り、永住権者には選挙権が無い。加えて18歳以上であることと、通常選挙人登録を行っていることが要件となる。 米国は日本のような住民基本台帳が無いため、自動的に選挙人名簿に登録されることは無く、選挙人名簿に自己申告で登録しなければ選挙人名簿には登録されず、投票資格が生じない。 なお、選挙権が無いにも関わらず選挙人登録をすると刑法犯罪になる。
被選挙権は、35歳以上であること、合衆国内で生まれた合衆国市民(両親が米国籍であれば合衆国外で生まれてもかまわない)であって、14年以上合衆国内に住んでいることが憲法上の要件である。
また、憲法修正第22条により、大統領に3度選出されること、昇格や職務代行により2年以上大統領の職務を行った人物が複数回大統領に選出されることが禁止されている。
この他、多くの州では、二大政党(民主党と共和党)以外の立候補に一定数の有権者による署名を必要としている。そのため、二大政党以外の候補者にとって立候補のハードルは高い。第三勢力の候補者は、署名が揃わず、一部の州でしか立候補できない事例が多い。
また、立候補した州でも、初めから名簿(リスト)に名前が掲載されている候補と、有権者が任意で自書式投票による追記投票をする必要がある候補に分けられている場合がある(二大政党候補は必ず名前が掲載される)。
たとえば、カリフォルニア州では2012年の選挙から、全ての立候補者から選ぶ事が出来るように改正され、2012年の候補者6名全てが名簿に載っている。
アメリカ合衆国の選挙法では、外国籍の人間(永住権保有者を除く)によるいかなる選挙への関与(選挙関連活動および寄付)を認めておらず、これらの行為は違法である。
通常、予備選の勝利を確実とした大統領候補が、自らとは支持基盤・政策・キャラクターなどが異なる人物を副大統領候補に内定し、党大会において正副大統領候補が正式指名を受ける。
大統領選挙は形式上間接選挙であり、有権者は一般投票日に、選挙人団 に票を投じる。選挙人は前もって、本選挙において特定の大統領候補と副大統領候補のペアへ投票することを誓約しており、この候補者ペアをチケットと呼ぶ。選挙人が本選挙で誓約どおりの候補者に投票することは、いくつかの州で義務づけられているが、憲法や連邦法レベルでは存在せず、ごくまれに誓約違反がある。
もっとも、実際の投票では、大統領候補と副大統領候補の名前のペアとその公認政党の組み合わせの書かれた選択肢に記入して投票すると、その候補ペアへの投票を誓約する選挙人団への票とみなされる投票方式がとられる。
各州には人口に応じた(ただし比例はしていない)選挙人の定数があり、メイン州とネブラスカ州以外では、他の選挙人団より1票でも多くの票を獲得した選挙人団がすべての選挙人を出すことができる。
つまり実質的には、州の一般投票で最多得票の大統領候補が、その州の全ての選挙人を獲得する勝者総取り方式である。全州で獲得した選挙人の数を合計し、獲得総数が多い候補者が勝利する。
有権者の投票数の比が直接反映される制度ではないため、1824年、1876年、1888年、2000年、2016年 の選挙では、一般投票での次点候補が当選している。
(出典:ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)
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