“情報リテラシー”という言葉がある。日本語に直すと”情報を正しく読み解く力“で、適切に理解・解釈・分析し記述・表現するということである。この情報リテラシーが、いま問われている。なぜかといえば、デマ情報が飛び交っているからである。
だから、情報を鵜吞みにせず自分の目や耳で確かめることが大切である。例えば、ロシア軍によるウクライナ侵攻に関しても、ロシア当局の圧力から情報操作が行われ、デマ情報が流されているらしい。善良な市民はその情報を信じるほかはなく、それによって判断せざるを得ないのである。
戦時中の大本営発表でも分かるとおり、国家にだまされることがたびたび起こる。だから、マスメディアなど情報機関の役割は、偏ってはならず重要なのである。
日本にしても、イランのタリバンに関するニュースが正しく伝えられていたとはいえず、我々の判断が間違っているかも分からないのである。灌漑事業などに尽力し殺された中村哲医師はタリバン派であったらしいが、この情報についても判断が分かれるところである。
先日、「なんでも言っても委員会」というテレビ放映を見ていたら、いろいろな人がいろいろな意見を言っていた。各自で情報の捉え方があり面白かったが、大切なのはそのエビデンスであろう。エビデンスとは、意見の客観性・正当性を主張する根拠である。
「十勝の活性化を考える会」会員
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