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十勝の活性化を考える会

     
 勉強会や講演会を開催し十勝の歴史及び現状などを学ぶことを通じて十勝の課題とその解決策を議論しましょう

 東京一極集中

2021-08-21 05:00:00 | 投稿

 コロナ禍により東京圏を離れ田舎に事務所などを移転して、“東京一極集中が解消されつつあるそうだ。確かに、リモートワークなどを活用して自宅で仕事をするケースも出てきて、電車が少しすいてきているようだ。これに関連して私には、次のような忘れられない思い出がある。

それは40歳の時、通勤で利用している東武東上線(池袋~埼玉県寄居)に乗って、仕事のために逆方向の終点寄居駅で降りたのである。そして、大河ドラマ“晴天を衝け”で有名な深谷市に行ったことがある。途中、電車からの田園風景を見ながら、体中からストレスが無くなっていくのを、はっきりと覚えている。

都心を走る通勤電車を見ると、睡眠時間が少ないこともあり、乗客に寝ている人が多いのに気づく。それは、様々なストレスが原因なのだろう。人間は恒常的にストレスを抱えていても、大きな変化が無ければそのストレスに気づかず、自然の大切さにも気づかないのである。私の知人は都内に住んでいたが、群馬県に近い熊谷市に転居して、初めて田舎の良さを知ったという。

また、田舎の人はもっと田舎の良さを感じるべきだし、東京圏の人は、もっと田舎に転居すべきだと思う。田舎もそれなりに交通機関が発達しており通勤などに支障なく、東京一極集中が排除されれば、日本はもっと住みやすい国になると思う。

今年の6月13日、“先進7カ国首脳会議(G7)“がイギリスで閉幕した。その際、菅義偉首相は地球温暖化の原因になっている二酸化炭素の削減を、2050年までに約50%の削減を表明しているが、これほどの脱炭素化(脱工業化)は、不可能だと思っている。

私が住んでいる十勝は、農業主体の地域であり自然はあるので、是非とも移住を考えて頂きたい。参考までに、連続テレビドラマ“北の国から(遺言)”における、俳優黒板五郎氏の言葉を紹介する。

黒板五郎:

「金なんか望むな。幸せだけを見ろ。ここには何もないが、

自然だけはある。」

「自然は、お前らを死なない程度には充分喰わせてくれる。」

「自然から頂戴しろ。そして謙虚に、つつましく生きろ。」

「それが父さんからの、お前らの遺言だ。 」 ~北の国から「遺言」より~

 「十勝の活性化を考える会」会員」

 


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