2020年4月24日に、「ウポポイ」が北海道白老町ポロト湖畔にオープンする予定である。ウポポイとは、国の重要な文化でありながら存立の危機にあるアイヌ文化の復興・発展のための拠点となるナショナルセンター。豊かな自然に抱かれたポロト湖のほとりで、アイヌ文化の多彩な魅力に触れることが出来る。
10ヘクタールの広大な敷地に作られたウポポイ。国立アイヌ民族博物館と、複数の体験交流施設が配置された国立民族共生公園とで構成されている。新しいアイヌ文化を発信する拠点になればと思っている。
「十勝の活性化を考える会」会長
注) ウポポイ
民族共生象徴空間 |
民族共生象徴空間が開設されるポロト湖畔 |
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ウポポイは、北海道白老町に建設されている国立アイヌ民族博物館、国立民族共生公園、慰霊施設などからなるアイヌ文化復興・創造の拠点「民族共生象徴空間」の愛称。ウポポイは、アイヌ語で「(おおぜいで)歌うこと」を意味する。
[歴史】
- 2015年7月 - 文化庁が国立のアイヌ文化博物館(仮称)基本計画を策定。
- 2017年 - 国立アイヌ民族博物館の基本設計概要を公表[2]。
- 2018年3月31日 - アイヌ民族博物館(ポロトコタン)休館[3]。
- 2018年12月11日 - オープン500日前のイベントで「民族共生象徴空間」の愛称である「ウポポイ」の名称が発表された。名称は3候補から一般投票で選ばれ、白老町の全小中高校の児童生徒約1,500人も投票に参加した。
- 2019年5月24日 - アイヌ新法(アイヌの人々の誇りが尊重される社会を実現するための施策の推進に関する法律)施行。
[施設概要]
- 体験交流ホール(最大530人収容)
- 体験学習館(最大400人収容)
- 工房
- 伝統的コタン
- チキサニ広場
- 芝生広場
(出典: フリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』より抜粋)
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