先日、ゴビ砂漠などで発生する黄砂が、偏西風にのって北海道にも降った。ひとむかし前は黄色をしていたらしいが、中国の経済発展から大気中の空気が汚れて黒ずんできたらしい。
また、黄砂の粒子が細かいので、アレルギーや肺炎を誘発するらしい。新型コロナは、罹患すると肺に入ってくるので大変痛いらしいが、黄砂の方は大丈夫であろうか。この件について、アフリカのサハラ砂漠に近いところに長く住んでいた友人が、いろいろなことを教えてくれた。
黄砂のようなものを、フランス語で“ハルマッタン”といって、地中海を超えて遠くヨーロッパにも降るようである。黄砂が多く降るようになったのは、地球温暖化と乾燥化が原因である。地球温暖化で、凍土が例年よりも早く溶けたためであるらしい。いずれにせよ友人は、“世も末である”と言っていた。
先日、4月13日午前8時ごろ、Jアラートが鳴った。何事かと思ったら、テレビでは北朝鮮が核弾道ミサイルを打ち上げて、北海道の近海に落下する可能性があるということであった。
各局とも、「国民保護に関する情報」「北海道周辺に落下するものとみられます」などと書かれた黒地の画面に切り替え、アナウンサーらが建物の中や地下への避難を繰り返し呼びかけた。が、大陸間弾道ミサイルは、北海道近海には落下しなかった。
ウクライナ戦争でも核ミサイルが使われ、多くの人間が死んでいる。戦争は、人間の手で辞めさせることが出来ても、黄砂の現象はエネルギーが大きく、人間の英知では食い止めることが出来ないと思っている。
「十勝の活性化を考える会」会員
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