李禹煥
リーウーファン氏の展示会が国立新美術館15周年を記念して開催されている。
いつのころだったろうか。
テレビで自分の作品の意図を熱っぽく韓国なまりの日本語で語る氏の様子を見て興味をもった。
作家であるとともに美術評論家でもあるので、単に見て感じる美術ではない、言葉による強烈な個性を感じた。
特段のアートファンでもないので、忘れていたが、この案内を見つけて思い出した。
日本の美術館は基本的に写真はとれないが、
野外展示のこれはOKらしい。
これと同じモチーフの作品はフランスベルサイユでもつくったそうだ。
それよりかなり小規模らしいが、
東京ミッドタウンを背景にくぐるのも悪くない。
室内の一連の展示を見て、なぜかとても自然を感じた。
自然の一角を切り取ったような気がした。
切り取り方が作者の意図を明確にし、アートとして提示することなのか、と思った。
李禹煥のイメージが少し変わった。
ではまた、ぶらり。
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