東京都の墨田区にある葛飾北斎の美術館「すみだ北斎美術館」に行ってみた。
ちょっと曇りがちの午後である。
両国駅から歩いて5分ほど。
手前は児童公園になっている。
入館者は外国人の方が多い。
北斎漫画をはじめとして、もしかしたら、日本を旅行する外国人の方が親しんでいるのかもしれない。
ちょっと斬新な建物。設計者を調べると妹島和世建築設計事務所設計。
ひたち野牛久駅前のリフレと同じ著名な建築家だった。
2016年に開館したようだ。
今の企画展は「北斎 大いなる山岳」
江戸時代、富士山をはじめ山岳信仰で人々は各地の山に登頂している。
大した装備もないので、必死にのぼったと思われる。
そのようすがリアルに描かれる(北斎自身は登っていないので想像かもしれないが)。
修験者なので信仰心が偉業につながったのかもしれない。
もっとも庶民は近くの神社の富士講で十分ご利益を感じたこととおもう。
窓からのぞくと、公園でくつろぐ人、保育園の子供たちが見える。
平和な東京の下町であった。
ではまた、ぶらり。
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