茨城県の南、牛久沼の最先端にある七浦弁財天は以前紹介した。
そのすぐ上の丘に泊崎太子堂がある。
泊崎を、「はっさき」、と読むとは龍ケ崎市のU-Tubeで知った。
入り口の看板には、
泊崎太子堂は弘法大師(空海)が大同年間(806-810年)にこの地を訪れ、座護摩を修めたところに建てられたとある。
縁結びと長寿にご利益らしい。
お詣りすると、長患いをせずに人生の最後を迎えられるとされ、信仰を集めているとの説明。
お堂の近くには、江戸時代の寛永通宝のさび付いたさい銭が広がっていた。
たぶん銅の一文銭。
(寛永通宝を調べると、wikipediaには裏の文字や書体の違いで100種類以上に分けられるらしい。)
高台なので牛久沼を一望にできる。
昔から眺めのよい場所は人々に利用されてきたのだろう。
1000年以上の歴史を感じさせる。
入り口に「茨城百景牛久沼」という石碑があった。
茨城百景なるもの、県のホームページをみると、昭和25年05月10日 告示第211号、とある。
ずいぶん古い告示である。
ここは今はひとけが少ないが、昔はもっと親しまれていたのであろう。
そのうち、百景を一つずつクリアしていこうか。
ではまた,ぶらり。
茨城県つくば市泊崎43
35.948146, 140.122422
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