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松村直登のブログ 「警戒区域に生きる松村直登の闘い」
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〒979-0401福島県双葉郡広野町大字上北迫字岩沢29-38
ヤマト運輸 広野センター止め NPO法人 がんばる福島 までお願いします。
発送は「ヤマト運輸」のみ対応、他社の運送会社からは送ることができません。
皆様、ご支援をよろしくお願いいたします。
No518
支援物資を送って下さったみなさまに、代表の松村に代わり厚く御礼申し上げます。
チモシーを送って下さった方、ジャガイモを送って頂いた方、えん麦を送って頂いた皆様、本当にありがとうございました。
先週、松ちゃんのお兄さんとお父さんに会って、松ちゃんに会えなかったから聞けた情報に、真っ青になり今週行って来た訳だけど、あいつらにはホントに呆れました。
松ちゃんは、昨日まで昼食を摂らない日を10日以上も続けていました。
原因はあのイノブタたちのせいで、帰還困難区域の牛たちが病気になった。
午後一番に帰還困難区域の牧場の牛に餌を与えに行った時に、柵の中に入って来たイノブタの子供。
あいつら本当に可愛くない。
こちらが怒鳴ろうと、何しても平気な顔して堂々と歩ってやがる。
問題はあいつらが、第三の牧場に入って来て牛の餌を食べる。
そこまでは許するのだが、あいつらは牛の餌を食べたらその牛の餌に糞をして行く、そしてあいつらの唾も強烈なのだ。
このふてぶてしい面構え!大きな声を出して追い払おうとしたが、全く無視された。
あいつらがこの牧場に自由に入るようになって、初めて牛が病気になった。
あいつらの唾液や糞の中に強烈な菌があるらしく、雨が降った時に元田んぼの牧場は水たまりが出来る。
その糞を付けられた餌を食べ水たまりの水を飲んで、多数の牛がお腹を壊し下痢してしまった。
牛にとって下痢は命取りになる大きな病気なのだ。
徐々に牛の餌を狙って体の大きなイノブタたちがここに集合して来た。
おかげで松ちゃんは、毎日獣医師さんを呼び注射を打ってもらったり、点滴を打ってもらったり、薬をもらったり、餌の配合までも変えたりと牛たちの命を繋ぐために昼飯を食えない日々を過ごしていた。
昨日の彼の作業を見て、めちゃくちゃしんどい仕事になったとぞっとした。
多分、みなさんもその現場で働く松ちゃんを見れば分かると思います。
この話はまた明日にでも書きますけど、とんでもない問題になったもんだ。
自分がここの牛の面倒を見ると思ったらぞっとした。
暗くなる前の写真だが10匹になった。
この牧場に毎日20匹のイノブタの家族が来ると言うことで、対策を松ちゃんは考えている。
これからも気を抜けない松ちゃんの闘いがある。
最初は十数頭病気にかかったらしいが、今は目で見る限り3頭まで回復した。
それでも松ちゃんは気を許していない。
今、完璧に治さないと健康な他の牛に伝染してしまう。
午後4時半ごろ、あたりは暗くなりイノブタの写真を撮ったら、この歯を見てゾッ・・・かなり危ねぇじゃん。
彼は、牛たちがこれから酷寒の冬に備えて越冬できる体力に戻すことだけを考えていた。
そうしないといけないのだ。
これを知った僕はただ疲れて帰って来た。
昨日は、かなり勉強になった。
自分は畜主でも農家の人間でもないが、動たちの命を守るってことがどれだけ大変な事か改めて知った一日でした。
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松ちゃんは、昨日まで昼食を摂らない日を10日以上も続けていました。
原因はあのイノブタたちのせいで、帰還困難区域の牛たちが病気になった。
午後一番に帰還困難区域の牧場の牛に餌を与えに行った時に、柵の中に入って来たイノブタの子供。
あいつら本当に可愛くない。
こちらが怒鳴ろうと、何しても平気な顔して堂々と歩ってやがる。
問題はあいつらが、第三の牧場に入って来て牛の餌を食べる。
そこまでは許するのだが、あいつらは牛の餌を食べたらその牛の餌に糞をして行く、そしてあいつらの唾も強烈なのだ。
このふてぶてしい面構え!大きな声を出して追い払おうとしたが、全く無視された。
あいつらがこの牧場に自由に入るようになって、初めて牛が病気になった。
あいつらの唾液や糞の中に強烈な菌があるらしく、雨が降った時に元田んぼの牧場は水たまりが出来る。
その糞を付けられた餌を食べ水たまりの水を飲んで、多数の牛がお腹を壊し下痢してしまった。
牛にとって下痢は命取りになる大きな病気なのだ。
徐々に牛の餌を狙って体の大きなイノブタたちがここに集合して来た。
おかげで松ちゃんは、毎日獣医師さんを呼び注射を打ってもらったり、点滴を打ってもらったり、薬をもらったり、餌の配合までも変えたりと牛たちの命を繋ぐために昼飯を食えない日々を過ごしていた。
昨日の彼の作業を見て、めちゃくちゃしんどい仕事になったとぞっとした。
多分、みなさんもその現場で働く松ちゃんを見れば分かると思います。
この話はまた明日にでも書きますけど、とんでもない問題になったもんだ。
自分がここの牛の面倒を見ると思ったらぞっとした。
暗くなる前の写真だが10匹になった。
この牧場に毎日20匹のイノブタの家族が来ると言うことで、対策を松ちゃんは考えている。
これからも気を抜けない松ちゃんの闘いがある。
最初は十数頭病気にかかったらしいが、今は目で見る限り3頭まで回復した。
それでも松ちゃんは気を許していない。
今、完璧に治さないと健康な他の牛に伝染してしまう。
午後4時半ごろ、あたりは暗くなりイノブタの写真を撮ったら、この歯を見てゾッ・・・かなり危ねぇじゃん。
彼は、牛たちがこれから酷寒の冬に備えて越冬できる体力に戻すことだけを考えていた。
そうしないといけないのだ。
これを知った僕はただ疲れて帰って来た。
昨日は、かなり勉強になった。
自分は畜主でも農家の人間でもないが、動たちの命を守るってことがどれだけ大変な事か改めて知った一日でした。