HEY HEY MY MY

和・洋問わず音楽を聴いて、思ったこと、感じたことを時々、こそっと、書きます。

JEFF BECK な夜

2005年09月18日 | フュージョン
 彼の演奏を初めて聴いたとき、無機的な金属音にしか聞こえず何らシンパシーを感じることはなかったのだが、PEOPLE GET READY という曲(ロッド・スチュワートがボーカルとして参加)での彼の演奏を聴いたとき、「クールだけど、ちょっと熱いんでない」と印象が変化した。その次作アルバムが「GUITAR SHOP」である。
 「かつての」ヤードバーズ3大ギタリストの一人であり、HM・HR全盛の中にあって、いわば「名誉的」存在に留まる事を拒み、新たな演奏技法・表現方法に切り替えたこのアルバムは、多くのギタリストに衝撃を与えた。
 「WIRED」「BLOW BY BLOW」などでも、叙情あふれるブルージーかつクールな演奏は見せていたが、「WHERE WERE YOU」「TWO RIVERS」での音階の狭間を漂うギタープレイは、圧巻である。
 (それにしても、当時良く彼と比較されていたGARY MOOREは一体…ファン故に悲哀) 

 なにげに見たビデオで彼の演奏を久々に観て。

Nadia(YouTube)
コメント
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