白神仙人の山の徒然

山登りは自分との戦いと思って妻を無理やり山女に教育していたが
最近は妻のほうが山登りが早くなった。

仙人は何時も修行中です

2008-01-29 16:32:58 | Weblog
 仙人修行に明け暮れている白神仙人です。朝はランニング、柔軟体操をして一週間に4回は60キロのベンチプレスで筋力トレーニングです。


 夏のランニングは汗をかくので終わった後の缶ビールがなんとも言えない快感の一時ですが、冬のランニングは吹雪との戦いです。午前6時はまだ暗い・・・そんな中をネックウォーマーを巻いて走っているのです。今年に入って挫折したのは一度だけです。もう~走らないとなにか遣り残したような気がしてダメですね・・・通勤は一年を通して出来るだけ自転車通勤・・・雪道を向かい風と戦いながら進む姿はたぶん変人に写っているでしょうね・・・でも、冬山歩きとスキーを滑っても全然意気が上がりません。
 これからは仙人の趣味の人生なので、誰が何と言うと鍛え続けて行くつもりです。同年代の人体力競争をしてみたいと思っていますが、誰も今のところ挑戦者はいません。・・・若い人達は仙人にはカナワナイヨト行っています。

爆弾低気圧が暴れている

2008-01-24 20:38:37 | Weblog


 夜明け前から風と雪が吹き荒れています。今日明日と低気圧が日本海から太平洋に向かって二つの低気圧が通ることで、台風並みの強風が吹き荒れることを爆弾低気圧と呼んでいるようです。
 海岸地域では31メートル以上の瞬間風速が観測されて被害が出ているようです。仙人も朝から山小屋の薪ストーブを焚いて本を読んでいたが、トタンがガタガタ鳴ったり、小屋が動いたりするので一寸心配であったが何とか吹雪に耐えてくれました。
 自然の猛威には人間の力は無力です。冬山の登山者は、この低気圧が近づいてきたら絶対注意です。この吹雪の中を完全武装して2キロ歩いてみました。皮膚の出ているところへ雪が吹き付けるので、目だけ出ている安い帽子をかぶってメガネを掛けて歩くと大丈夫と思うので、次回の爆弾低気圧が来たら試してみようと思っています。

廃村の水無集落散策

2008-01-19 14:10:47 | Weblog
 今朝の白神の気温はマイナス12度をさしていた。朝冷えこむと日中は太陽が出る確率が高いので、是非行ってみたいと思うところがあったので妻に話してみると、ケツコウ色よい返事が返ってきたので午前10時頃に出発する。
 今年の冬は、降雪が少ないが寒さは真冬日が続いているので、路面は凍っています。慎重に運転しながら横倉の急斜面を登っていくとこの地区も雪は少ない。平地より標高がかなり高いので下が雨のときでも上は雪の時があるくらいに違いがある地区です。終点に来ると鮭の孵化場と自然水を使ったワサビハウスがある。ここの集落も廃村になってからは10年以上もなるので現在あるのはで空き家だけです。


 早速車を止めて写真を撮って歩き出す。まもなく雪が深くなったのでスノーシューを履いて再び歩いていくと。雪に埋もれた中に水の湧き落ちる音がする。一年を通して豊富な水量が湧き出ているので孵化場・ワサビ畑・棚田が出来るのです。


妻に水のことを説明しながら歩いていくとだんだん積雪が深くなってきた。周りの木々には雪が覆い、標高の高さが分かる。40分ぐらい歩くと水無沼に到着。沼の周囲にあった集落の後は完全に消滅して昔の面影を感ずることは出来ないが凍った沼は真っ白に雪が積もっていました。


 妻に沼の周囲にあった集落のことを話しながら物見山のほうへ進路を取って上っていくと、一段と深い雪になってきた。妻のペースに合わせながら休み休みの山歩きで歩いているので妻の小言もないが、私の道楽に付き合っているのだと言い出した。誰と歩くよりもお前との山歩きが一番楽しい言って前進する。


かなりの雪の深さと天候の崩れとを考えて今回は引き返し事にしてミカンを食べながら一息つく。周りにはこの下の集落の人達が切った薪が積んである。


今の季節には歩いてここまで登ってくる人は誰もいません。それこそ物好きな仙人夫婦だけです。

冬の高山

2008-01-05 17:52:41 | Weblog
風もない穏やかな冬の高山から眺望です。日本海まで見通すことができて妻が感激しています。冬に登ったのも初めてなのでこんなにも素晴らしい風景が身近に在るのは白神の人々も知らないと思いますね・・・静かで最高の天気に恵まれた山歩きが次回の山歩きにも笑顔で妻が行きそうなので連れてきたかいがありました。