仙人の住んでいるところから4キロほど山奥に入ったところへワラビを採りに行ってきました。30年前には、数軒の住宅があって農業をして生活してあった集落です。仙人と同じ苗字で全戸が親戚関係にある集落でした。
途中まで舗装してあるがいまだに未舗装で袋小路の所です。冬になると車も入ることができません。山間地のために農業も大変ですが米作りは続けています。区画整理されてある田んぼと比べると数倍の労力がかかって大変と思いますが、他からの収入を得ることができないので動けるうちと思って稲作りに励んでいる2戸農家もあと数年で作ることをあきらめて荒地になるでしょう。
仙人と友人は、農地を放棄した人たちの土地に生えるワラビを採るに行くのです。比較的楽に採ることが出来るので20キロも採りました。数日前にも20キロ採ったので保存食にしました。
仙人は食べるより採るのが楽しいのです。それにこの山間の風景がなんともいえない落ち着きを与えてくれるので好きな田舎の風景です。
夕方には、仙人小屋での缶ビールがなんともいえない至福の一時を楽しむ仙人ですね。