Tokkoちゃんの気まま日記

感じたままに~ 心のままに~ 好き放題書いてます

懐かしい母校

2016-05-02 18:57:24 | 日記
 先日、去年から私の怪我の治るのをジッと待っていてくれた友人達と
母校の中学校を訪れました
「ねえ~こんなに遠い道を毎日通ってたのよね・・・・」
何て言いながら、ダラダラ坂を登りました

「ねえ、途中にレモンの木が有ったのを覚えてる?」と一人が言い出した
「そうだ!カッコいい高校生くらいのお兄さんと良くすれ違った場所よね~」 と皆が思い出した
そうだったそうだった!
私達がジロジロと顔を見て、しかもすれ違いざまに笑うものだから困った顔をされてた

 そう言っていたら、本当にレモンの木が見えて来た
まだ有るんだね~でも、もっと沢山有ったのに減ってるわぁ~とワイワイ
あのカッコいいお兄さん、私達の事を覚えているかな♪
何故笑うのか解らなくて、きっと困っていたよね
笑ったのは、ただ「今日も逢えて嬉しい~」って言う素朴な理由

 レモンの木を通り過ぎ、坂を登り切ったら母校が姿を現した
グラウンドで、野球部が練習をしてる
「入ろうよ!」と一人が言ったけど
今は、無闇と学校には入れない筈

 私達は、体操部で仲良くなった仲間
その体操部の用具が入っていた倉庫が、当時と同じ姿で建っていた
私はそれが一番嬉しかった
「まだ有って嬉しいなぁ~」 私はそう言った
毎日、私達は放課後になるとあの倉庫の前で集まっていた

 好きな人の事・親の事・勉強や進路の事
一番多感だった頃の私達を知っている建物
すっかり古びていたけれど、それでも今も其処に有るという事が嬉しくて堪らなかった

 その日のうちに神戸に帰らねばならず
主人を待たせていた私は、余りゆっくり出来ず残念だったけれど
今もあの懐かしい風景が目の中に残っている