tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
趣味のガラス工芸の制作についても発信しています
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スランプの窯出し 失敗編

2013-02-14 | フュージングガラス2013

「スランプの窯出し 成功編」に続いて、今日は、失敗編です。

誰にも知られずに、そっとしまって置きたい気持ちで一杯ですが、自分への戒めとして、披露します。

先ずは、深いスランプから。

Dsc04615

どこが失敗なのかって

これだけ見ていてもわかりませんが、この作品に使った型は、これです。

Dsc04604

フューズ後の元のガラスは、この型の外まではみだす大きさだったので、こんなに縮んでしまうなんて、がっかり・・・。

この型は、以前にも使った事があるので、大丈夫だと思っていたのですが、温度が高すぎたのでしょうか。

それとも、前の時より、フュージング後のガラスが、一回り小さかったからなのか・・・。

もしや、以前はブルズアイで、今回はモレッティだったからか・・・。

これを一体何に使うべきか、毎日眺めては、ため息ばかりです。

次は、これ。

Dsc04612

えっ 別に失敗じゃないみたいだけど・・・。

実は、ヒビが入っているんです。

こういう状態でスランプしたんですが、

Dsc04610

丁度ガラスの曲がり角にピリッとヒビが・・・。

綺麗なのになぁ・・・。

型に使ったものは、磁器に離型材を塗ったものです。

とりあえず、ヒビの部分をボンドで補強してみましたが、ヒビが伸びてきそうなので、これも眺めるだけの存在に・・・。

最後に一番悲惨なのが、これです。

Dsc04613

一見、良い感じに見えますが、実は、完全に割れてしまっています。

かけらをつなぎ合わせて、ボンドでくっつけたんです。

大きく割れた所は、くっついていますが、かけらが粉々になって、付けようが無くて、小さな穴が出来ている箇所もあります。

うまく行ってたら、なかなか可愛い感じだったのに、残念。

これは、こんなに状態でスランプしました。

Dsc04606

陶器に離型材を塗って、型として使いました。

型の陶器は、無残にも粉々に割れてしまいました。

結論として、陶器や磁器を凸状に使ってスランプするのは、無理という事でしょう。

最初、耐火石膏で試した方が良いかなぁ・・・という思いが、脳裏をよぎったのですが、お手軽に適当な器を使ってしまった報いのようです。

それと、ガラスの形が、フレアースカートの様になるのでは、と想像していたので、こんなにぴったりと型に貼り着くとは思わなったもので・・・。

この3つの作品は、これからの良い教訓となる事でしょう。

まあ、作家となると、こんなバカな実験はしないんでしょうけど・・・。

好奇心旺盛な、「永遠の趣味人」の実験は、まだまだ続きます。

コメント (2)
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