tokotoko花日記

富山発 我が家のガーデニング便り
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フュージングガラス 「硬焼き」

2013-02-19 | フュージングガラス2013

先日の日曜日は、今年2度目のフュージングの窯入れの日でした。

3月の展覧会に向けて、最後のフューズとなります。

前回、富山グラススタジオ「友の会」の作品展、「世界の国を旅する」に向けて作った、クリムト皿が、みんなに解ってもらえなかったので、作品の横にクリムトの「接吻」の写真を並べて展示する事にしました。

で、これまたクリムト風の写真立てをデザインしてみました。

Dsc04641

お花の形の白いガラスは、焼成するとピンクに変わります。

これは、低温焼成して、凹凸を残す予定です。

講座内では、「硬焼き」と呼んでいます。

勝手に付けた名前ですが、いつの間にか、そういう呼び名で定着してしまいました。

それから、チューリップのデザインのお皿2枚。

Dsc04644

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これは、板ガラスの間に、黒いパウダーを入れて、ステンドグラス風に仕上げようと思っていたのですが、先生の発案で、1度「硬焼き」をして、ガラスをくっつけた後、間にパウダーを入れた方が、ガラスとガラスの隙間に、パウダーが入り込まないので、綺麗に仕上がるのでは・・・、という事になり、そうする事にしました。

後、バレンタインのチョコレートを眺めていて思いついた作品。

Dsc04651

ブラックチョコとミルクチョコの箸置きです。

ミルクチョコというよりは、色合いがキャラメルに近いかも・・・。

断面の写真を撮り忘れたんですが、クリーム色とチョコレート色の段々重ねになっています。

とろりと溶けて、うまい具合になると良いのですが・・・。

いいわぁ、これ。 と、わくわくしながら作っていると・・・。

なんと、濃いこげ茶色の方を、主人に「昆布〆」だと言われてしまいました。

富山の人しか解らないかもしれませんが、昆布〆とは、昆布の間に鰆等の刺し身を挟んだ、富山の郷土料理なんです。

上から見ると感じませんが、断面を見ると、確かに似てるかも・・・。

自分では、トリュフチョコの様に見えるかも・・・と、アイデアに自信満々だったのに、どんどん昆布〆に見えてきて、急に意気消沈。

まあ、気を取り直して・・・。

今回は、硬焼きの人が多くて、一番大きな電気炉の方で硬焼きをする事なりました。

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Dsc04658

無駄なくびっしり並んでいます。

こんなに沢山あっても、夫々方向性が違っている所が、面白いですね。

楽しみ、楽しみ。

結局、今回の私の作品の中で普通にフュージングする作品は、1点だけになりました。

Dsc04645

写真では、ちょっと良く解りませんが、ガラスのかけらの間にパウダーをまぶしたものです。

小さなかけらばっかりなので、ガラスの上にかかってしまったパウダーを払うのは、ちょっと無理。

このままフューズして、余計な部分は、サンドブラストで飛ばす予定です。

Dsc04649

一体どんな風に仕上がるか、今度の日曜日が楽しみです。

コメント
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