走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

門前市③

2006年11月03日 18時55分00秒 | その他
 ここの市のユニークなところは、写真にありますように西予市宇和町からも産物が出展されていました。
つまり、「来るものは拒まず」的発想であります。
まさに、楽市楽座のようです。
 じつは、我が国の歴史の中で市(場)が発展したのは、楽市楽座なのです。
 もっともっと他地域にも貢献すれば、都市としての魅力は、ますます高まりますよ。

門前市②

2006年11月03日 18時53分49秒 | その他
 ロープウェイ通りには、さまざまなお店があります。
 この写真は、三味線やお琴など和楽器を売っているお店です。
 ここでは、津軽三味線の演奏などのイベントがあり、また近くには楽器屋さんもあり、そこではアコースティックギターのミニコンサートがあり、文化も売りにしようという思いが伝わってきました。
 本当に、楽しみなストリートになってくれそうです。

門前市①

2006年11月03日 18時52分30秒 | その他
 午後からは、ロープウェイ通りの門前市を覘いてみました。
 そこで、写真のようなシーンに出会いました。
 しばらく演奏を聴いていて思ったのは、まちの中でこのような演奏グループがいて、それを見て回るようなイベントがあったら楽しいだろうなと、つい考えてしまいました。
 「ジャズ発祥の地、ニューオリンズも、確かそんな感じで発祥の地になったんじゃなかったけ」と、文化振興や観光担当でもないのに、つい考えてしまいました。

北條公民館祭(文化祭)

2006年11月03日 12時02分09秒 | その他
 北条公民館に駆けつけたときには、最後の出し物でした。
 初めての開催ということで、西原くん(公民館主事)はかなり苦労していたようですが、「まあ、最初ですから。」という言葉が頼もしく感じられました。
そうなんです、最初から満点はなかなか取れるもんじゃありません。
 何よりも継続し、発展させることの方が大事なことですからね。
 村上館長、内藤館長補佐、関係者の皆さま、そして西原くん、ご苦労様でした。

素鵞公民館祭(文化祭)

2006年11月03日 12時01分11秒 | その他
 第二弾は、素鵞公民館の文化祭にお邪魔をしました。
 武田館長も、昨日までの出張でお疲れだと思ったのですが、丁寧に対応をしていただきました。
 そして、他の公民館からの手伝い、ご苦労様でした。
 本当に、武田館長、石川公民館補佐、並びに関係者の皆さま、谷本くん、ご苦労様でした。

久米公民館祭(文化祭)

2006年11月03日 10時00分57秒 | その他
 出張明けですが、文化の日ということもあり、今日は文化祭事業が多くあります。
 そこで、第一弾として久米小学校で催されている久米の文化祭を覘かしていただきました。
 想像以上ににぎやかで、子どもたちが特産の赤米を売り歩いていました。
 そして、山本くん(公民館主事)は相変わらず、飛び回っていました。
安永公民館長に声をかけると、驚いたのですが、かなり親近感をもって話をしていただけました。(これも、昨日までの研究集会に同行した成果かと勝手に思ってしまいました。)
 関係者の皆さま、本当にご苦労様でした。

市民に頼られる職員

2006年11月03日 09時13分57秒 | その他
 第一分科会での話。
 東京都福生市の公民館松林分館の伊東静一氏(市の職員)から、公民館事業の事業評価手法について講演があった。
このことについては、前々から、公民館主事がなぜ休みが取れないくらい忙しいのか考えたときに、事業のスクラップ&ビルドが上手にできていないのではないかと思うようになったからです。
 つまり、社会環境や住民のライフスタイルが変化しているにもかかわらず、スクラップできないでいる事業があって、そこにどんどん新規事業がビルドされているのではないかと。
そのための評価手法として、本市が確立している事務事業評価手法も考えてみたのですが、地域性が異なり、非営利性が高すぎるため当てはまらないのではないかとも。
しかし、何か手法がなければ、公民館主事の軽減が出来ない。
何か言い方法がないか。
 そこに今回の講演である。
伊東氏は、話の中で「福生市では、」という言葉を必ず前置きされた。
それは、「地域が変われば事情が変わるから、指標も基準も変わるからです。」とも解説されていた。
なるほど、である。
この人は、凄い。
そう思っている矢先、彼は、彼の先輩で、現職のまま逝かれた加藤さんという方のことを紹介してくれました。

 「加藤さんは、地域の人の相談には何でも乗ってあげる人でした。
  ですから、加藤さんが歩けば、必ず『加藤さん、加藤さん』と
  行列ができました。
  そして、彼のお通夜の席で私は受付をしていたのですが、それは
  もうたくさんの弔問客の方が見えられ、『私たちの光がなくなっ
  た。加藤さんは、私たちの生き神様じゃった。』と口々に言われた
  そうです。
  そこで、私は、加藤さんと何がちがうのかを考えてみました。
  はっきりしていることは、彼は頼られていたということです。
  彼は、どんな相談にも乗っていました。どんな些細なことも
  真剣に、誠実に取り組んでいました。
  そして、今も、私は加藤さんのように成れないでいます。」

 すごい人がいたんだと思いました。
 そうなんです、私たちの理想形は、市民に頼られる職員になることかもしれません。
 そして、そんな職場に一番近いのは、公民館ではないでしょうか。

 雑用を嫌がる職員もいます。
 でも、それにより、市民はその職員を頼るでしょうか。
 「そんなこと言うても、課長は現場やないからわからんのですよ。」
そうかもしれません。
親でもない、先生でもない、まして上司でもない人に、何でそんなことを言われないといけないのか。
来る日も、来る日も、同じ繰り返し。
勘弁して欲しい。
そうかもしれません。
 「自分のことは、自分でしたらいいんですよ。」
 でも、最高級のホテルのコンシェルジェは、絶対にお客様を否定する言葉を発しません。
必ず、相手の人格を尊重し、「お客様、それは難しいのですが、こういうことならできます(あります。)」と、常に代替案を示すそうです。
 最高級の品質のサービスとは、そういうことですし、そう言われて不快な気持ちはしないものです。
品質の高いホテルほど落ち着くし、気軽に注文や相談ができるものです。
 行政も同じく、相談できる人は、頼れる人なのです。
 そして、頼られる職員になることこそが、誇らしく、自己の自尊心が高まることであり、楽しいことかもしれませんよ。
 私たちは、公民館担当である前に、市民の公僕であることをもう一度思い起こしてみましょう。

風の詩(うた)

2006年11月03日 09時12分31秒 | その他
 全国公民館研究集会の会場になったのは、仙台国際センターでした。
 そういえば、仙台といえば、伊達政宗ゆかりの地であります。
そして、彼に命じられ、若き少年たちが使節団としてヨーロッパに向かったゆかりの地でもあります。
 そして、それを讃えたモニュメントがあり、それを讃える、次のような素敵な詩がありましたので紹介します。

 風が通り過ぎる。
 休みなく今もここを通り過ぎてゆく。
 風がわたるたびに、
 青葉の杜(もり)の樹々が世の移ろいを競りあい、
 広瀬の川のせせらぎは時の悠久を語り継ぐ。
   (中 略)
 時を超え、国境を越えて今に生き続ける。
 緑の風、平和を希う風は片時も休むことなく、
 今も私たちの前を通り過ぎてゆく。