走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

全国制覇!!

2006年11月15日 23時51分14秒 | その他
 帰途の電車待ちをしているときに携帯がなりました。
 久しぶりに東京のN社の部長さんからの電話でした。
用件は、相談したいことがあるので会えないかということでした。
私は、できるだけ早い便で帰ろうとしていたのですが、最終便で予約していたので、まあいいかと思い、落ち合う場所を決めようとしました。
 でも、何か、変!!
そうなんです。部長さんは松山で、私は東京で会おうとしているわけですから、話が頓珍漢(とんちんかん)なのです。
そこで、私は、今から一番早い便で帰るので、待ち合わせの時間と場所を決めました。

 久しぶりの部長さんとの再会は、紹介した地元企業との連携状況と、同社とで共同開発した商品の販売の可能性についての報告でした。(本当に義理堅いです。)
私は、「わざさわざ、ご報告いただかなくても、両社がWin&Winになれば、それで結構ですよ。」と申し上げると、「いえいえ、生みの親ですから。」と言っていただきました。
こういう言葉を聞くと、「紹介のしがいがあったなあ。」と、うれしくなります。
実は、この連携には、ノウハウと開発力はあるが資金がないために困っていた地元企業と、資金と販売チャネルは有しているが玉がない大手企業との紹介だけでなく、マーケットの特性を知り尽くした営業力のあるNPOを後でくっつけた、変則的なものだったのです。
でも、それぞれの力が補完しあい、うまく機能し始めた、珍しい事例なのです。
 どうか、関係者の皆さん、頑張ってくださいね。

 そして、話は、互いの近況報告から、何か面白い話はないですかということ(どうやら、これが本音だったみたいです。)になり、こういうとき、私は必ず「アルアル、ありますよ。」という癖があって、相手が欲しがるアイデアを思いつくのです。
それが、うまくいくかどうかは、本当はやってみないとわからないのですが、とにかく楽しみながらアイデア・フラッシュをしてみるのです。
この時間が、結構楽しく、どんどん話が展開していくのです。
相手も、結構面白がって、輪をかけて話を広げていくのです。
 そして、結論は、大抵「これで全国のマーケットは制覇できますね。」で幕が下りるのです。

研修の講師 Ⅰ

2006年11月15日 22時22分14秒 | その他
 千葉県幕張にある市町村アカデミーに研修講師としてやってまいりました。
同施設は、全国の市町村職員の研修所として20年前に設立されたものです。
実は、私も18年前に、受講生としてここで研修を受けた経験があるのです。
その当時は、周辺には何にもなく、田んぼばかりだったのですが、今は町の真ん中にあるような感じになっていて驚きました。
 さて、今回の研修の目的は、法制執務に携わる職員に対して、先進的な条例についての発表を行うもので、その成立から制定後までの取組みについて説明をするといった内容でした。
受講者は、現役の法制執務に携わる実務者ですから、講師といっても戦々恐々でした。
 なぜなら、事例発表をした「子ども育成条例」は、私が配属されたときには既に制定され一年が経過されたものであり、その大変さを臨場感を持って説明できるか、不安だったからであります。
事前に、部下の古川くんにレクチャーを受けていたのですが、どのような質問が出るのか...。
「えーい、ままよ」と居直って望んだ(受講生にとってはエライ迷惑!!)のですが、それが伝わったのでしょうか、何とか(自分では)無事につとめさせていただきました。
 研修所の関係者の皆さま、お世話になりました。
 そして、受講者の皆さま、ご苦労様でした。