走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ダイナミックさとは?

2006年11月04日 04時00分40秒 | その他
 最近、若い職員たちに「ダイナミックな考え方は、どのようにしたらつくのですか?」と問われます。
聞かれた私は、ただ粗野でいい加減なだけなのですが、そんな私に聞いてもいいのと、内心思ってしまいます。
そこで、参考になるかどうかはわかりませんが、大分県知事をされた平松知事が提唱された「グローカリゼーション」という言葉を、ご紹介しましょう。

 「グローバルにものをみて、ローカルに生きよう」ということです。

  ・国際情勢にも眼を開き、耳を立てる。
  ・そのうえで日本国政の動向を視野に収める。
  ・そして、自分の住む地域の行政に関心を持つ。
  ・さらに、今度はそこの住民としていかにあるべきかを考える。

 そこで、公民館活動に当てはめていくと、
  ・中国が今年も二桁の経済成長を遂げるという記事を読んだ。
   ならば、中国の金持ちがまた増えて、海外旅行客が増えるに
   ちがいない。
  ・日本としては、外貨獲得のための海外旅行者の受け入れを
   増やすにちがいない。
   そのためのプログラムとして、「ビビット・ジャパン」構想を
   打ち出している。
  ・松山は、海外旅行客を取り込めるだろうか。
   日本一古い温泉と、近くにゴルフ場が5つもあるから資源はある。
   行政も観光分野に力を入れている。
  ・ひょっとして、道後の旅館やホテルだけでは足りないんじゃないか。
   長期滞在型施設としての民宿が足りないから、公民館に泊めて
   地域の人たちと国際交流をしてもらえば、子どもたちの中から
   将来、国際人が生まれるんじゃないか。
   さらに、宿泊施設としての新たな財源が生まれるんじゃないか。
   じゃあ、交渉して施設利用の規制緩和をしてもらおう....

 てな、感じですかね。