走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

難波公民館祭(文化祭)

2006年11月23日 23時56分44秒 | その他
 難波公民館に着いたときには、すでに式典も餅つきも終わっていましたが、展示物を見させていただきました。
 川添館長の工夫は、公民館活動を写真でテーマごとに体系化して、整理してあったので、本当に公民館の年間行事が手に取るようにわかりました。
 そして、その展示物の中に地元の子どもたちの絵が飾られていたのですが、特によかったのは、伝統芸能の「伊豫萬歳」を描いた作品です。
 鮮やかな色使いと、迫力ある構図は、思わず「これ、子どもの絵?」と呟いてしまいました。
 どこにいっても、何がしかの発見があり、学びがあります。
 皆さまも、「小さな地元の文化祭なんて..」などと思わず、ぜひ覘いてみてください。本当に楽しいですよ。

 それから、田内くん(公民館主事)、準備からたいへんでしたね。ご苦労様でした。

第一ブロック事業

2006年11月23日 23時55分29秒 | その他
 松山には41の公民館本館がありますが、それを8つのブロックに分け、それぞれにブロックを取りまとめるリーダーを置いています。
 そして、そのリーダーを集めたリーダー会を開催しているのですが、21日にあったリーダー会での出来事です。
そのできごととは、私にとってはうれしい出来事なので紹介します。

 一つ目は、全体的にあまり発言がなかった会議なのですが、非常に活発な発言が飛び交うようになったということです。
中には、発言したくてむずむずしている人も見受けられました。
とってもイイ雰囲気になったなあと、つい思ってしまったものです。

 二つ目は、第一ブロックリーダーの渡部将康くんの変化です。
彼は、恐らく公民館の仕事に失望しながら仕事をしていたような雰囲気があります。
一生懸命やっても誰も見てくれない、誰も褒めてくれない。誰でもそうなると思うのですが、誰かが見ていてくれると思えるからこそ、頑張れるのです。
現場のしんどさをどれだけ知っているんだ的な深層心理があったのではないでしょうか。
それは、彼の発言に読み取れました。
何に対しても、揚げ足を取るような、投げやりとも取れそうな発言が多かったような気がします。
でも、よく聞いていると、途中から彼の心の叫びというよりも、誰かの代弁のような発言に聞こえてきたのです。
発言できない人のために、彼がわざと嫌われようとしているように思えてきました。
 そして、この会で、彼から「代替案として....。」
今までだと課題だけを投げかけていた彼の口から、そのあと自分の考えで、こうしたらどうかという内容の話が出たのです。
思わず身を乗り出してしまいました。
この世の中、何が正しいか、わかりやしません。物事を変えようとしたとき、単に問題提起するだけでは誰も動いてくれないのです。
具体的に、代替案を自分の考え方で出す。そして、出した限りは率先垂範してみる。
そこまでやったら、駄目でも誰も責めたりしません。
むしろ、その後も、その人は信用されるでしょう。
 渡部くんの成長をすごく喜んでいます。
 そして、その会議で、1ブロックの事業紹介がありました。(実は、自分のところの事業紹介をするというのが、ありそうでなかったのです。)

 そして、それが、今日行われた夏井いつきさんの句会ライブです。
1ブロックの公民館主事が力を合わせて成し得た事業です。
 五明の石丸くんは、司会デビューだったのでしょうか、それとも私がいたせいでしょうか、緊張していたようですが初々しくよかったですよ。
 日浦の朝山くんは、雨・風で寒いにもかかわらず駐車場整理ご苦労様でした。
 湯山の光宗くんは、おそらく近づいた主査試験の勉強のためか顔を見ませんでしたが、リーダーの渡部くんの心遣いかな、なんて思いながら会場を後にしました。

後記:帰りがけに私も一句投句して出たところ佳作に選ばれたというので紹介しておきます。
 テーマ 「山ねむる」
       「山ねむる おまえの小言 いつ終わる」