走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

ついに踏み出しました。

2006年11月13日 22時48分05秒 | その他
 今日は、午後から松山市公民館連絡協議会の理事会、さらには館長会が催されました。13:30からスタートし、間に二回の休憩を挟んで17:30頃まで白熱した議論が交わされました。
 テーマは、「公民館元気倍増計画」です。
ついに、スタートしたという感があります。
先般、仙台に行ったときに、私は館長さんたちに約束をしました。
画一的な計画を作るのではなく、41館41通りの計画をつくると宣言してしまったのです。
無茶を承知で、口にしました。
 私は、それだけ公民館を取り巻く環境は厳しいものがあり、特別扱いされなくなってきているということです。
 しかし、地域が地域であるためには、私は公民館が必要だと思うのです。
 そして、今回の切り口は、住民の視点からの公民館改革なのです。

 午前中、公民館指導チームのスタッフたちと、午後からの対応について協議をしました。
痛いくらい課長が傷つかないようにとの配慮が随所に見られました。
 しかし、変わるということは中途半端な思いではできません。
そこで次のようなことを話しました。
「私のことは気にするな。事前に調査した質問を見ていて気づいたのは、まず(私が)信用されていないということ。そして、(私の)ヤル気がどれくらいあるのか、わからないという疑念ではないか。今日の説明では、その基本に住民の視点を強調すること。この計画が完成したものではなく、これから議論を重ねながら、煮詰めていくということ。そのためには、41の公民館すべてを回りながら説明を厭わないということ。そして、情報を公開することと、共有することを約束すること。それでも、今日はサンドバックのように、叩かれると思う。そのことを恐れては前に進めない。叩かれて格好の悪い課長の姿を眼に焼き付けておけ。それが君たちの成長につながると思う。」

 そして、本番、41人の公民館長(一部代理出席)に、私が自ら資料の説明をさせていただきながら、質問に応じた。
厳しい意見が続いたが、でもなぜか、館長さんたちの温かさが伝わってきた。
公民館長さんたちは、地域のために働きながら、実は文句や批判を一心に背負ってくれています。
そのことを私はしっかりと受け止めているつもりです。
人のために働ける人たちだからこそ、必ず話せばわかってくれると思っています。
そのためにも、ズルをせず、真摯に耳を傾けながら、この計画を実りあるものにしたいと思います。
 少なくとも、「責任」の二文字はわかっているつもりです。