走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

「公民館元気倍増計画」行脚の旅スタート

2006年11月21日 01時25分23秒 | その他
 今日から、「公民館改善計画/公民館元気倍増計画」の説明についてブロック説明会に入ります。
 おそらく、さまざまな意見やお叱りを受けると思います。
 しかし、真摯に受け取り、誠意を込めてお応えしようと思っています。
その道は、決して楽なものではないと思います。
ご理解いただけないときには、ご理解いただけるまで説明にあがろうと思います。
なぜそこまでやるのかと言われるくらい頑張ろうと思います。
こうやって自分の決意を書くことで、引き下がれない自分をつくり、誠心誠意語り合うという約束を公言することで、嘘をつかないようにしようと思います。
 できないことは、なぜできないか。どの時点でできるのか。しっかりと説明しようと思います。
 おそらく、この計画は、理想論だと言われる可能性があります。
確かに、世の中では、よく理想論を語ると、現実的ではないとして、書生論と軽く片付けられる傾向があります。
しかし、理想なくして、真に大混迷を乗り越えて新時代を築き上げるなど、できることではないと思うのです。
胴や尻尾をまず論ずるよりも、まず竜の頭を雄々しく語り、その後に、時間をかけて、その時々の環境に適合する竜の胴や尾を形づくっていくことの方が現実的ではないでしょうか。
 司馬遼太郎の「坂の上の雲」には、この解決のためのヒントがあります。

 「坂の上の雲」とは、どうしようもないほど解決困難な問題に出合ったときには、遠い先(坂の上)に、心の底から全力を尽くして追い求めてゆきたいと願う理想(白い雲)を見つめることと、今、誰でもできる具体的なことを行動として現実に始める(坂道を一歩ずつ登る)ことが大切であるという示唆である。
 この両者が明確になり、そこに尋常ならざる努力を加えてゆけば、私たちが歩むべき坂道が明らかになるとともに、その努力の中に、一歩ずつ理想と現実が近づいてゆくことになると。(中経出版/「山田方谷の思想」より一部抜粋)

 たぬきさんチーム、がんばりましょうね。