けやきと見る夢~殿ヶ谷十二支はやし連ブログ~

東京都立川市西砂町で活動する 重松流・殿ヶ谷十二支はやし連の公認ブログです

ご案内

入会・練習見学希望、出演依頼、ご質問など、管理人へのメールは、右サイドバーの「メッセージ」をご利用ください。もちろん、記事へのコメントも大歓迎です!

菅生一座観劇記・後編

2016年10月13日 | その他


合唱につづいて、野口座長やご来賓のみなさまのご挨拶。
ちなみに野口座長は、先日の殿ヶ谷一座奉納芝居を観に来てくださり、楽屋にも挨拶に来てくださいました。
公演直前のお忙しい中、ありがとうございました。


爆笑時代劇 水戸黄門漫遊記「満地峠 酒飲み地蔵の巻」
野口座長は、馬の前足の役で登場。足が喋ります。(笑)


アドリブと地元ネタ満載のドタバタ劇。でも最後は印籠が出て一件落着。やはりこの筋書きは最強です。


大黒舞。客席では、かわいい子ども座員たちがお菓子撒きをしました。


歌舞伎 傾城阿波の鳴戸「お鶴順礼歌の段」
クライマックスの、お弓とお鶴の別れの場面。
不勉強な私。調べましたら、「浄瑠璃の作品で阿波徳島の御家騒動を描いた時代物。8段目「順礼歌の段」が有名」らしいです。菅生一座さんでは、江戸から明治にかけて多摩地方に伝わり、昭和20年頃まで大流行した説教節の経本を使っているそうです。


太夫と三味線。


歌舞伎 寿曽我対面「工藤館の場」
花魁姿の子役の二人は小学生。


歌舞伎って「絵」ですよね。


最後は、役者スタッフ勢揃いで手締めで終了となりました。

写真は舞台の出し物を写してますが、舞台裏には床山さんや着付けのスタッフが大勢いるし、外でも受け付けをしたり、駐車場の誘導をしたり、道案内の看板を出したり、大勢の方々が手伝っています。また、来年は菅生会館前に「菅生の組立舞台」を組んで公演を行います。その時には「組立舞台保存会」の舞台師の皆さんが活躍します。これらの方々は、みんな菅生地区の住民のみなさん。
舞台で演じられる出し物とともに、そんな「芝居のある町」の雰囲気も十分に堪能した、今回の観劇でございました。




菅生一座観劇記・前篇

2016年10月11日 | その他


10月9日(日)に、あきる野の、菅生歌舞伎菅生一座さんの定期公演を見てきました。
写真が多いので前後編で。

今回は「野口邸公演」。
築100年を超える古い民家の縁側を舞台にして、下手に花道を付けた特設舞台です。


ロケーションはこんな感じの場所。山です。


すごい門構えです。

受付に行きますと、午前中の雨のために準備が遅れて、1時間遅れて開演、とのこと。


午前中の雨の降り方からすると、1時間遅れでも上演できることが奇跡です。
のんびりと待つことに。


門の前では、地元野菜の販売のほか、飲み物や「芋煮」も。
芋煮は、原木栽培の舞茸入りで、ホントに美味しかったです。
オジサンが、山を指さして「あそこに原木が置いてあるんだよ」と教えてくれました。

「いいことを聞いた」
私の中に悪い心が芽生えましたが、
夜中にあの山に入ったら、舞茸を食べる前に、私が何者かに捕食される・・・
悪い心はすぐに消え去りました。


午後1時より開演となりました。


はじめの出し物は「喜三番叟」。


つづいて菅生高校合唱部のみなさんの演奏。ビジュアル的にも、音の響き方的にも、ホールで聴くのとはまったく違う雰囲気で、心地よいひとときでした。

後編につづく

立川市消防出初式

2016年01月11日 | その他


昨日、サンサンロードにて、
立川市消防出初式が挙行されました。



消防団の車両11台による市内パレード、消防団、市民消火隊、自衛消防隊による徒列行進、各種表彰などがあり、最後は全隊による一斉放水が行われました。



晴天に恵まれ、きれいな虹がかかりました。

菅生一座公演を見てきました

2015年10月12日 | その他
10月11日(日)、あきる野市の菅生一座公演を見に行ってきました。

この日の公演は、「菅生一座野口邸公演」というタイトルで、
開催場所は菅生高校近くの「野口邸」という個人宅の庭先でした。



この地区の名主さんの家です。すごい門構えですね。


明治22年に建てられた母屋の、座敷の縁側をせり出して舞台にしています。下手側には花道もあります。

周辺に飲食店やコンビニはありませんので、会場内には臨時の売店が営業中。飲み物や豚汁のほか、地元の野菜も販売されてました。

この日のプログラムは、12時から始まり、菅生高校吹奏楽部も出演しました。
私は、1時過ぎにに到着しまして、13:20からの子供歌舞伎「白浪五人男・稲瀬川勢揃の場」から見学しました。



花道に5人のチビっ子が登場して、一人ずつ口上を述べます。


捕り方に囲まれ、最後の大見得を切ると、拍手喝采でおひねりも飛び、幕となりました。

つづいての出し物は、爆笑時代劇「水戸黄門漫遊記~菅生村イノシシ騒動の巻」。
菅生一座さんでは、歌舞伎公演のほかに、オリジナル脚本による水戸黄門の劇を毎年行っています。「イオンモール」「西多摩霊園」「細谷火工」などなど、地元ネタのアドリブ連発で、楽しい劇でございました。

畑を荒らすイノシシ役は、座長の野口氏。70代とは思えないキレのある動きで、アドリブの「菅生の畑ランキング」のネタには爆笑でした。

つづく演目は「大黒舞」。こども座員たちがお菓子撒きをしました。

最後は歌舞伎公演「佐倉義民伝~印旛沼渡小屋の場」でございました。このお芝居は、下総国の佐倉惣五郎が藩主の圧政と領民の窮状を、四代将軍家綱に直訴した史実をもとにしたものです。


最後は、役者・裏方勢揃いでご挨拶。
「シャンシャンシャン、シャシャシャン、シャン」の七つで締める、その名も「歌舞伎締め」で締めくくりでした。この手締めは、秩父歌舞伎「正和会」さんから教わったものだそうです。

農家の庭先で、一杯やりながら芝居を見る。

あの雰囲気は、初めて体験する人には、ものすごいカルチャーショックだと思います。

あれだけの大所帯をまとめて、運営していくのは本当にたいへんだと思いますが、
ぜひ、次の世代へと継承していっていただきたいです。

菅生一座さんの次回公演は、来年1月9日、羽村市生涯学習センターゆとろぎで行われます。

立川市農研会創立50周年祝賀会

2014年12月01日 | その他


記事の掲載がたいへん遅くなりました・・・

去る11月13日(木)立川グランドホテルにて

私たぬきと狐さんが所属する立川市農研会
創立50周年祝賀会が開かれました。



鏡開きと乾杯の後の余興といたしまして、

中里神明囃子連さんが重松流祭囃子を披露いたしました。









立川市農研会は、市内の農業後継者でつくる団体で、
昭和39年に創立され、トラクター・バックホーの共同所有などにより、
農業の近代化に努め、また長年にわたり、市内の害虫駆除事業も行ってきました。
現在は、市民の農業体験や、小学校での「食育・緑育」の出前授業、農業祭での立川農業PRなどを行っています。
祝賀会は、歴代の会長経験者、関係者、現役会員など約100名が出席し、盛大に行われました。

私たぬきや狐さんが所属する団体なんだから、
「殿ヶ谷がお囃子やれば?」
という意見もありましたが、

私たぬきは、本周年事業の実行委員長。
狐さんは、現副会長。
お囃子やってる場合ではないだろう、ということで、

私の権限で、中里さんに出演していただく運びとなりました。

おかげさまで、たいへん盛り上がりました。


中里神明囃子連の皆様、本当にありがとうございました。

おまけ・・・


余興その2といたしまして、富士見町の浅見酒店さんから
「立川の新しい地ビール・立川ブルーベリーHAPPY」の紹介があり、
地ビール親善大使の野中舞ちゃん(J:COM多摩のキャスター)も登場し、
地ビールのテーマソングも披露。
こちらも盛り上がりました。
♪シュワシュワふふっふ~