前夜祭にて、はやし連は、フランクフルトの模擬店出店と、
演芸プログラムの中でのお囃子演奏を行いました。
例年、舞台で演奏しているのですが、初めての試みとして、
リヤカー屋台を境内に引き込んでやってみました。
賛否ありましたが、この方式は、ほかで応用できそうです。
嫁が、買ったばかりで使用法の分からないスマホで撮影したため。ブレブレですいません。
なんとか雰囲気は伝わりますでしょうか? (ちなみに一番右端が私たぬきでございます。)
今年の演目「大岡越前」は、
「この紋所が目に入らぬかぁ!」とか
「この遠山桜、散らせるもんなら散らせてみろぃ!」みたいな
決めゼリフも無ければ、
「印籠」とか「投げ銭」みたいな、お約束アイテムも無いのが特徴。
いわゆる「瞬間視聴率」を上げさせる要素が何もないので、
脚本執筆は難航を極めました。
寝ずに考え抜いた末に、「大物アイテム」を登場させることにしました。
首と胴体はダンボール製。前足は役者の足。後ろ足は半透明ゴミ袋でできています。
一座の旗揚げメンバーで、現役最年長のI・Nさんに演じていただき、喝采を浴びました。
5秒しか出てこないこの馬を作るために、製作者のY島さんは、数日会社を休みました。
標準語では、「ダイダラボッチ」ですかね。首と左右の手に1人ずつ、計3人の役者さんが中に入って動かします。
ちなみに、この口は動きます。操作法は、獅子頭の要領と似ています。
製作者は、私たぬき。
子どもが泣くぐらい怖い顔にしようと思ってたのですが、なんかカワイイ顔になってしまいました。
やはりどうしても製作者のキャラが移ってしまうんでしょうね~。ね~、ね~~~。
終演後の座長挨拶で、来年の演目を発表いたしました。
いままで、次年度の演目を発表したことなんてありません。一座始まって以来です。
その演目とは・・・
平成25年度殿ヶ谷まつり奉納芝居
殿ヶ谷一座旗揚げ25周年記念公演
「次郎長三国志」
どうぞご期待ください!