11月23日(水) 晴れのち雨のち晴れかな?
JAのスタンプラリー締め切りが迫ってきた。
トンサンの予定を見ると行けそうな日はあと4日。
ダワさんに「曜日に気をつけて」と言われていた。
明日は水曜日で休みの日だが(祝日は営業)と書いてある。
テレビで天気予報を確かめると「晴れのち曇りだが、夜はにわか雨があるかも」という予報だった。
にわか雨なら少しぐらい濡れてもいいやと行くことにした。
NHKの朝ドラも見たいので出発は9時と決める。
スタートの時はいい天気で楽しそうなサイクリングが予想されたのだが・・・
走行距離124.6km 積算距離7991.8km 出発9:00 帰宅20:40
ルート(渡し船の乗る前) クリックでルートラボを別ウィンドウで開きます
ルート(渡し船を乗った後) クリックでルートラボを別ウィンドウで開きます
9時スタート。銀河大橋に到着。
今日のスタイルはこんな格好。・・・逆光でよく見えないか。
銀河大橋から富士山を望む。写真では写っていないが、肉眼ではうっすらと見えていた。
藤沢橋到着 10:05
海に出た。「小動」交差点で着替える。
ベストと青い長そでシャツを脱ぎ、ピンクの薄い半そでシャツに着替える。
今日のメリダのかごは衣装ケースとなる。
国道134号の歩道はせまく、人も歩いているので走れない。
車道を走るが、ここは自転車乗りが多く、車の方も慣れているので怖くは無い。
ただ、遅いので早いロードバイクには迷惑かも。バックミラーを見るとずらっと後ろに連なっていた。
赤信号でトンサンは車停止線の横にある標識のポールにつかまって止まった。
『あれ、2輪車の停止線が前に書いてあるな』と気付くが、ポールが無いので前に出ない。
すると車の右から追い越してきたローディが1台2輪車停止線に止まった。
信号が青になりローディが走りだすが加速が遅い。
(たいていのローディはあまりギヤを落とさないので出足は遅い)
前からの風よけになって助かる。
今までトンサンは24~25km/hで走ってきたが、前のローディの30km/hについていける。
途中の赤信号で止まった時後ろのローディが横に並んで声をかけてきた。
「この後ろについているのはなんですか?」
「ウインカーなどの電源をソーラーパネルで充電しています」
「エコですね。」
また走りだす。どうやら後ろにずらっといるローディ達は、みな仲間たちのようだ。
車も結構走っているので、トンサンを抜いて行くのは大変だろう。
追い越さなくてもいいように30km/hでついて行こう。
材木座海岸を過ぎたあたりで、先頭のローディが右手を上にあげて左方向を指さした。
すると後ろについていたローディ達10人くらいが、一斉に左折した。
トンサンはまっすぐ行くとトンネル。
『あ、ここがダワさんがブログに書いていた国道134号のトンネルを通らない道だ。ローディ達はそっちへ行ったんだ。』とわかった。
トンネルの上りは結構きつく(前にも走ったことがあるのに)ふくらはぎの後ろが痙攣(けいれん)しそうにプルプルする。
痛い。力が入らない。最低速(インナーで1速)でトロトロ上る。
結構この辺は上り下りが多い。
痙攣が治(おさ)まるまでしばらく休む。
「長柄」の交差点で国道134号は直角に右折する。
この辺でしばらく休憩したいなぁ・・・確かこの辺にソフトクリーム屋さんがあったはず。
あった。 以前「三浦イチ」をした時は朝早かったので、開店していなかった店だ。
外の飾り付けがとってもきれい。
花の好きな人が趣味でやっているのだろうか。
店内でも休憩できるというので、中の様子も見たくて入って見た。
店内もきれいに飾られていた。
季節のフルーツでトッピングされたソフトクリームを注文。450円。
4・5種類の果物がおいしかった。
ここでゆっくりと休憩。
力を入れてペダルを踏まなければ、ふくらはぎがつりそうになることは無かった。
店を出るとすぐに葉山の御用邸があった。
また海と遭遇(そうぐう)。
しばらくは良かったのだが・・・
海と離れて内陸に入ってくると、また上り下り。
こんどは左足腿(もも)の前側がピクピク。
『あー、ゆっくり走ろう』
なんとかここまで来た。
おなじみになってきた武山駐屯地だ。
ここまでくればJAの「すかなごっそ」までもうすぐだ。
「ソレイユの丘入口」・・・あ、ふぅさんがブログに書いていた「ソレイユの丘」だ。寄って行こう。
右折する。
いつもならこんな坂道上れないことは無いのだが、今日は太ももが痛い。
大事を取って最低速のギヤにして歩道を走る。ところが・・・
ここまで登ってきて左太ももの激通!!
もう上れない。痛くて歩くこともできない。
どうしよう。こんなところで動けなくなったら。
おかあの救急車を呼ぶか。
でもトンサンもおかあも携帯電話は持っていない。
近くに公衆電話など無い。誰か通る人があったら、携帯電話を借りて電話するか。
しかし、おかあが家を出たら連絡はとれなくなる。
おかあが道がわからなくなっても、教える方法は無い。
おかあ救急車を要請しても、ここまで来るのは難しいだろう。
9年前の古いカーナビに「ソレイユの丘」は載っていないだろうし。
自力で帰宅する方法を考えよう。
落ち着こう時間はある。
まだ12時半だ。
手すりにつかまって眼下に広がる大根畑を眺める。
直下には先日名前を知った「皇帝ダリヤ」も咲いている。
『最近の歩道の手すりは、アルミなんだなぁ。贅沢(ぜいたく)な材料を使うようになったなあ。』などと考えながら休む。
やっぱり三浦半島だ。大根畑が広がっている。
日差しが暖かい。今日はのどかな日だなあ・・・
(後編に続く)