トンサンの別荘

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【手話】 手話からつくられた歌「そして想い出」・・・知らなかった。

2013年10月15日 10時51分21秒 | 手話

10月15日(火) 曇り

昨日の読売朝刊の「編集手帳」にこんな記事が載っていた。

10月14日 読売新聞 編集手帳

昭和歌謡を彩る坂本九さんの楽曲でも『そして想い出』は異色だろう。作曲の中村八大さん、作詞の永六輔さんという名コンビに、丸山浩路さんが加わる。手話通訳者である◆ふれあいを求める心を描いた詞章と、呼応する手指の所作と。ふたつの「言葉」が溶け…

先日、全国で初めて「手話言語条例」を定めた鳥取県の動きを受け、九ちゃんが1979年の全国ろう者大会で歌ってから、34年経ってようやく時代は追いついてきたのかという感想のコラムだ。



恥ずかしながらトンサンは九ちゃんがそんな歌を歌っていたことを知らなかった。

坂本九 「そして想い出」(日本で初めて作られた手話の歌)

また、それが世界で初めて「手話から作られた歌」だということも。

手話から作られた歌 「そして想い出」

あの丸山浩路さんと永六輔さんが共同で作詞した、初めて「手話から作られた歌」だ。
トンサンたちが「花は咲く」を手話歌にしたのとは違って、「最初に手話」がある。
まず、手話で詩(歌詞)を考える。
そして「手話から」生まれた歌だ。
これが本当の「手話歌」だろう。

そして九ちゃんが生きていれば・・・
ウィキペディアにこんな風に書かれている。

坂本九
坂本の不慮の死は、日本音楽界・歌手界にとって大きな損失と言われたほか、福祉界においても大きな損失と言われた。例えば、彼の死によって手話が市民権を得るのが5年は遅れたと言われている。



しかし、「そして想い出」から34年。
福祉の道のりは遠いものだ。
非常にゆっくりだが、社会は確実に変わりつつある。
トンサンが思っている「ボランティアがいない方がよい社会」も、やがて実現するかもしれない。

鳥取県手話言語条例

そして想い出 歌詞

目が不自由な青年が歌っている歌声が素晴らしい。
涙が流れてしまう。ぜひ聞いてください。
大城友弥「そして想い出」