今やすっかりアメリカン・スタンダードを歌うオヤジというイメージがあるロッド・スチュワートだが、そんな彼が86年に発表した起死回生のアルバム。
このアルバムまでのロッドは、その派手なルックスにふさわしい商業主義的な、あまり面白みの無いアルバムを作っていた。もちろん、それらのアルバムもヒットしたのだが、もともとの彼はソウルフルなボーカルを聴かすものだっただけに、そんな彼を知るファンとしては、少し寂しい感じがあった。
そんな彼が発表した、本当に久々にソウルフルなボーカルを堪能できるアルバムである。
アルバム前半はアップテンポな曲が続くが、これらの曲で聴かせるロッドのボーカルの力強さは、それまでの近年に無かったものだし、何より、アルバム後半のバラードで聴かせるボーカルは、まさに感涙ものである。
このアルバムまでのロッドは、その派手なルックスにふさわしい商業主義的な、あまり面白みの無いアルバムを作っていた。もちろん、それらのアルバムもヒットしたのだが、もともとの彼はソウルフルなボーカルを聴かすものだっただけに、そんな彼を知るファンとしては、少し寂しい感じがあった。
そんな彼が発表した、本当に久々にソウルフルなボーカルを堪能できるアルバムである。
アルバム前半はアップテンポな曲が続くが、これらの曲で聴かせるロッドのボーカルの力強さは、それまでの近年に無かったものだし、何より、アルバム後半のバラードで聴かせるボーカルは、まさに感涙ものである。