「マシン・ヘッド」 ディープ・パープル

長いディープ・パープルの歴史の中で数多くのアルバムが世に発表されてきたが、そんな中で、このアルバムこそ、彼らのベストであると言っていいと思う。
収録されている曲目は７曲と少なめだが、そのどれもがベスト盤編集時に候補となるようなものばかりで、いわば捨て曲がない。特に彼らの代名詞ともいえる「ハイウェイ・スター」と「スモーク・オン・ザ・ウォーター」が入っている。

パープルは、個人的に曲による出来の良し悪しが激しいバンドと思っているだけに、これといったお勧めのアルバムを選びにくいバンドで、そういう意味ではベスト盤で楽しむのが一番だが、オリジナルアルバムとしては、このアルバムがベストである。