この映画の頃のスタローンは、とにかく絶好調の時期で、彼が制作・主演した映画は、例外なく大ヒットした。
ただ、興行的な成績とその作品の内容の出来とが必ず比例するということは少ないわけで、特にスタローンの場合、彼がらみの作品はヒットはするが、評価に値するものは、ほんとうに少ない。
正直、今の時代になって当時の作品を見返してみると、懐かしさこそ感じられるが、作品的には見るに耐えないものばかりである。
この「ロッキー4」も、そんな評価に値しない作品のひとつである。
「ロッキー」シリーズ自体は、一作目、二作目は、作品的にもすばらしいものであったが、三作目あたりから内容の希薄な、非常につまらないものになり、この4作目に、そのつまらなさはピークに達したといえる。
まず、とにかくストーリーに深みが無い。パンフレットのあらすじの触りだけ読めば、それでこの映画のだいたいのストーリーは想像できてしまうし、実際、映画のストーリーは、その想像通りに進んでいく。最初から最後まで、この想像は、微塵も裏切られることは無い。
それでも、すごいアクションや映像技術があれば、それはそれで評価できるが、最大の見せ場となるはずのボクシングシーンもイマイチだし、何より、その構成が、当時のスタローン映画お得意の(というか、お手軽に出来るという手抜き)MTVを彷彿とさせるものになっている。
はっきり言って、これでは時代の風化に耐えかねる要素は、全く持ってない。
個人的には、前作である3と、この4とをひとつの話として纏め上げれば、それなりに内容のあるものになったと思うのだが、、、、、
ただ、興行的な成績とその作品の内容の出来とが必ず比例するということは少ないわけで、特にスタローンの場合、彼がらみの作品はヒットはするが、評価に値するものは、ほんとうに少ない。
正直、今の時代になって当時の作品を見返してみると、懐かしさこそ感じられるが、作品的には見るに耐えないものばかりである。
この「ロッキー4」も、そんな評価に値しない作品のひとつである。
「ロッキー」シリーズ自体は、一作目、二作目は、作品的にもすばらしいものであったが、三作目あたりから内容の希薄な、非常につまらないものになり、この4作目に、そのつまらなさはピークに達したといえる。
まず、とにかくストーリーに深みが無い。パンフレットのあらすじの触りだけ読めば、それでこの映画のだいたいのストーリーは想像できてしまうし、実際、映画のストーリーは、その想像通りに進んでいく。最初から最後まで、この想像は、微塵も裏切られることは無い。
それでも、すごいアクションや映像技術があれば、それはそれで評価できるが、最大の見せ場となるはずのボクシングシーンもイマイチだし、何より、その構成が、当時のスタローン映画お得意の(というか、お手軽に出来るという手抜き)MTVを彷彿とさせるものになっている。
はっきり言って、これでは時代の風化に耐えかねる要素は、全く持ってない。
個人的には、前作である3と、この4とをひとつの話として纏め上げれば、それなりに内容のあるものになったと思うのだが、、、、、