トーネードの無職生活

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日本の駆逐艦のところを読んでいます。

2015-11-03 07:07:39 | 日記
 昨日から読んでいる第二次世界大戦駆逐艦総覧ですが、やはり海軍国のイギリスの分量はすごいですね。アメリカだといったいどの程度で収まっているやら。イタリアもかなりありましたが、アルファベット順なのでIの次のJ、日本の駆逐艦について読んでいます。

 日本の駆逐艦が搭載していた魚雷は太さが61cmで他国は53.3cmですから、それだけでも威力が大きいところへもってきて、他国の魚雷が空気を燃やすために航跡がでるのですが、日本の魚雷は酸素を燃やします。そうすると航跡がでないということと距離やスピードも格段に伸びるので、世界一の魚雷でした。しかも、魚雷を打ち終わった後に再装填する装置までもっていました。

 このような強力な魚雷を持っていましたが、それを活用できたのは戦争序盤に限られまして、想定された水雷戦隊が敵の艦隊に突撃するということが生じなくなってしまいました。それは空母を中心とした機動部隊が戦いの中心になってしまったため、せっかくの魚雷も使う場面がなくなってしまったのです。

 ということで、駆逐艦は防空艦の役割をもたされることとなったこともあります。しかし、制空権をアメリカ軍に握られていますから、空襲による駆逐艦の被害も増えます。ついで、日本の駆逐艦ではソナーの性能が低いので、なかなか敵の潜水艦を見つけて攻撃することができませんでした。逆に潜水艦に沈められてしまう艦が多くありました。

 ですから、第二次世界大戦駆逐艦総覧の日本の記事を読んでいますと、駆逐艦のほとんどが戦没しています。なんだかやられっぱなしという感じがしてしまうのですが、結果そうなのですから仕方がありません。

 これから戦いの主体となった駆逐艦が出てくるはずなのですが、そのほとんどが撃沈されているので、なんかこう寂しい感じがしてしまいます。