トーネードの無職生活

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最近の政局をみていると

2015-11-10 07:20:09 | 日記
 小選挙区制となり二大政党制で政権交代ができるようにということで民主党もでき、自民党を破って民主党が政権についたわけですが、世間に見えないところで良いところもあったのかもしれませんが、政権担当能力がないことを露呈して、今では野党第一党といってもどんぐりの背比べみたいになっています。

 自民党は小選挙区制になる前は、地盤として地方、農業という感じがしていたものですが、ここにきて都市型になってきている感じがします。地方の人口の減少にともなって選挙区が減ったり、農業の従事者も減っているのでしょう。TTPの大筋合意もそれを裏付けているような気がします。

 民主党はというと、都市型の浮動票頼みで有力な支持団体が連合という労働組合の集まりで、労働組合出身の議員が多くいます。共産党の志位委員長がいっしょにやりましょうと声を上げましたが、連合系の労働組合からすると共産党系の労働組合は経営者以上に敵なので、とてもいっしょにやることはできないでしょう。

 それから、民主党は右から左まで色々いるので、よく言えば多彩な人材がいることになりますが、党の見解がまとまらないという点があります。ですから、安保法制の決着がついたところで、安倍総理が新しい三本の矢と言いだしましたが、それに対してまともに対案もだせていません。アベノミックスも特段新奇なことを言っているわけでもなくしごく普通の事を言っているわけで、民主党にもなんかしら対案を出してもらいたいものです。

 ついでに、先日民主党から議員が離党しましたが、選挙に自信がある人ならば、今の民主党にいるのはデメリットはあってもメリットはないと思う人がこれからも出てくるかもしれません。

 ところで、維新は二つに分かれて泥仕合をしていますが、最初は橋下さんの目新しさというか威勢の良さもあって、これはなんとかしてくれるかなとという期待もありましたが、今の状態を見ていると橋下さん自体の存在がふざけているのではないかと思うほどで、鼻についてきたので早く身を引いてもらって、評論家にでもなって思う存分言いたいことを放言してもらいたいものです。

 というわけで、自民党と公明党の与党は盤石で、政権交代できる政党ができるには時間がかかりそうです。