トーネードの無職生活

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民主党解党論はどうなったのか

2015-11-24 08:22:32 | 日記
 先ごろ民主党の前原さんが、民主党を解党して維新の会といっしょになるべきとの発言をしていました。代表の岡田さんは解党との考え方には反対していましたが、その後、この議論はニュースでも取り上げられていないのでどうなっているのかなと思います。

 民主党は元自民から元社民まで、右寄りから左寄りまで雑多な集まりなので、党の方針を決めるにしてもこれぞ民主党という個性的なものにならずに、無難なものになってしまっています。反自民でもなくて非自民という感じで、反自民の票は全部共産党に行ってしまって議席を増やしています。この時代に共産党が勢力を伸ばしている国なんぞ日本しかないのではないかと思います。

 前原さんの民主党内での立ち位置がどのへんにあるのかは私にはわかりませんが、自民党に対抗する勢力として、単なる非自民の寄せ集めではなくて、本格的に議論を対抗できる勢力の核となるために、民主党を解党して維新の会といっしょになることのできる人だけを集めて新たな政党を作ろうというのはなんとなくわかる気がします。

 維新の会も橋下さんに近い議員が大阪維新の会に移ったので、今残っているのは江田さんと松野さんを中心とした人達だと思うので、前原さんと考え方が近いのかもしれません。考え方が近いもの同士が集まって野党第一党になった方が、今の民主党のバラバラな感じよりも日本にとっていいような気もします。

 ただ、この解党という考え方がどの程度民主党内で意識されているのかというのも分かりませんし、民主党が大変な時期に党を割るなんて話をすること自体が信義にもとるみたいな気もするので、実際にうまくいくのかなという気もします。

 ただ、民主党はこのままいっても先の展望が見えない感じもするので、野党再編の必要もあるような気もします。なということで、この議論にはなんともいえずまだるっこしい感じがしています。