トーネードの無職生活

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会社での55歳以降の給与について

2018-01-25 17:15:36 | 日記
 たぶん多くの会社では、特に大企業では役職定年というものが導入されていると思います。ネットの記事で55歳になったら役職定年で課長や部長職からはずされて給与も減るということを知らずに、家のローンなど大変なことになっている人がいると書かれていました。

 しかし、なぜに55歳になったら役職定年になり給与が下がるのかは説明されていませんでした。特になぜ給与が下がるのか。それは今でこそ定年は60歳から年金の支給時期の繰り下げから65歳へと移行しつつありますが、ひと昔、いやふた昔前には定年の年齢が55歳だったのですね。で、それが60歳まで延長された際、55歳を賃金カーブの最高点にしてその後は徐々に給与を減らして60歳で定年を迎えるという賃金カーブにしたわけです。

 その名残が今でも残っているので、55歳で役職定年となり給与が下がることになります。ついでに60歳以降の雇用については、正社員として65歳を定年としている企業もあれば、60歳以降は再雇用嘱託みたいな扱いになる企業もあると思います。それから60歳をもって会社を退職するか、それとも65歳まで勤め続けるかによって賃金カーブが異なるということもあります。

 つまり65歳まで勤め続けるとしたら55歳とかの段階から今まで以上に給与を減額されて60歳以降の給与の原資にまわされたりします。60歳で退職を選択すると60歳以降も勤め続ける人よりも給与は多く支払われるというシステムになっていたりします。

 ですから自分の置かれた状況に応じて60歳で会社を退職するか、それとも65歳まで給与は下がっても働き続けるかを判断することが求められます。それを判断するのが55歳という年齢の時というわけです。会社員生活の中で重要な判断の時だと思います。