トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

高年齢層の給与がさがっている現状

2018-01-28 18:35:33 | 日記
 先日、私が昔勤めていた会社では55歳以降の給与が下がりますと書きました。今日、ネットでも同様の記事を見かけたところです。以前は若年層は給与が低いですが、年功制で年齢が高くなると給与も上がってきます。よほど問題がなければ、係長クラスとなり、そして管理職になって課長となりそして部長となる。それにつれて給与も上昇していくというシステムでした。

 しかし、今では年功序列はなくなりつつあって、優秀な社員は順調に昇進し課長、部長、さらには経営幹部まで昇格していきます。ところが、そのようなルートに乗れなかった社員は極端にいうと30歳時の給与のままで定昇のみが給与のアップにつながるというのが現実だと思います。

 ちょうど今春闘が始まりまして、政府も3%の賃上げなどと言っていますが、多くの大企業は賃金制度をきちんと整えているので、モデル的に3%賃上げはできるでしょうが、個々の従業員がいったいいくらの給与をもらえるかは全く分かりません。優秀と認められた社員は給与も大幅アップするでしょうが、それに至らない社員はほとんど昇給なしということも考えられます。

 あくまでも3%というのは平均の話であり、個々人にとってはとてつもなく格差がつくのが現在の賃金制度であると思います。今の企業は誰でも彼でも賃上げする制度ではなくなっています。優秀な人には高く、そうでない人にはそれなりにということで、昔のような年功序列の制度はなくなってきていると思います。

 そんなことから、結婚して子供をもうけて一番お金がかかる40代から50代は同期入社であっても人によって給与の格差がとても大きくなっていることと思います。ただ、大企業の場合は評価が低い人間でも給与の水準は全産業からみたら高いというのはあると思います。ですから大手企業に就職したいという学生が多いのだと思います。