トーネードの無職生活

無職生活で日常どのように過ごしいてるのか?
ウォーシミュレイションゲーム
日ごろ思ったことを書いていきます。

勤め人をとりまく環境は大きく変わりつつある

2014-10-23 09:50:57 | 日記
 ここ数年の世の中の動きをみて感ずるのは、会社に勤め人をとりまく環境が大きく変わりつつあるなあと感じています。うつ病で働くこともできず、結婚もしていない私がいうのもなんですが。

 これまで会社の勤め人の男性は、結婚して子供が生まれると、夫はそのまま会社に勤めて収入をかせぎ、妻は出産後には会社を辞めて家庭に入り、育児と家事に専念する。そして、夫の収入で生活し、子供の教育費をまかない、さらに家賃なり住宅を購入すれば住宅ローンを支払ってきました。我が国の企業や国家もそれを前提として政策を行ってきたように思います。

 たとえば、会社であれば結婚して配偶者ができれば給料に配偶者手当を支払ったりしました。これは、仕事の成果には何の関係もなく支払われるというものです。それから、男女雇用機会均等法ができるまでは男女の賃金には大きな格差がありました。均等法ができて、総合職と一般書というような分け方になり、一部の女性は総合職として男性と同一の賃金を得られるようになりましたが、一般職の男性というのはいなくて女性のみです。

 また、国も税制の面で配偶者控除を設けていて、妻が一定の収入以内なら夫の税金がすくなくてすむという制度になっています。年金についても、厚生年金ではサラリーマンの妻は第3号被保険者となり年金の保険料を納めなくても将来年金を受け取ることができます。このような制度がありますが、自営業者などから見れば不公平な制度ともいえます。

 ところが、バブル崩壊以降のデフレなかで、夫の収入のみで一家の生活を支え、子供の教育費を支払い住宅ローンも支払らえるという勤め人は、ごく限られた一部の人のみになってしまっている感じがします。夫の収入は上がらないか上がってもごくわずかで、妻も働かなければこれまでと同様の家庭の人生設計を維持することができなくなりつつあります。

 ある程度の企業であれば、育児休職とか育児短時間勤務の制度が使えますので、その制度を利用して子供を出産後も働き続ける女性も増えてきていることでしょう。でも、そういった制度が利用できるのは限られた人のみで、女性が出産に伴って会社を退職し育児に手がかからなくなって働き始めようとしても、なかなか正社員となることは困難なのではないでしょうか。しかたがないので、派遣やらパートといった非正規雇用の仕事につかざるをえないという状態だと思います。それから、女性が出産後働き始めるにあたって、子供を預ける施設も自治体などの施設が地域からの要望に追いついていない状態です。

 そんなことで、これまでは夫の収入のみで家族の人生設計ができていたものができなくなってきて、夫婦共働きでようやく家族の人生設計が立てられるという状態になってきたといえます。夫の収入が上がらない仕組みが先行してしまって、それをフォローする国なり地方自治体なりの仕組みがまだ整わず、夫婦でなんとかカバーしようと四苦八苦しているというのが、勤め人の家庭の状態ではないでしょうか。

ベースアップ2%だって?

2014-10-22 13:01:12 | 日記
 ニュースで聞いたところによると、来年の春闘で連合は賃上げについてベッスアップ2%を要求するとのこと。連合と同じような組織も別にありますが、圧倒的に連合に所属する組合員が多いので、労使交渉といえば全国的には連合がでてきます。

 ところで、ベースアップと定期昇給の違いについてはご存知ですか?グラフでかければ一目瞭然なのですが、文字で簡単にご紹介してみます。あくまでも例なので考え方がわかっていただければと思います。

 例えば、18歳で18万円の給料の人が一人、19歳で19万円の給料の人が一人、同様に20歳で20万円の給料の人が一人というように各年齢に一人づつ、一万円のピッチで給料が上がっていて、最後に60歳の人の給料が60万円となっている賃金カーブだったとします。つまり18万円から60万円を直線で結んだ賃金カーブで給料が支給されているわけです。この場合、翌年に18歳だった人が19歳になり19万円の給料になり、19歳だった人が20歳になって20万円の給料となる。同様に59歳の人が60歳になり60万円の給料となる。さして、60歳だった人は退職していなくなり、新しく新入社員として18歳の人が18万円の給料で入社する。

 モデルとしては極端ですが、このように一歳年齢が上がったら一つ上の年齢だった人の給料と同額をもらうわけです。これが定期昇給、定昇です。企業にとっては賃金カーブに変化がないわけですから、賃金の原資が増えるわけではありません。労働組合が定昇が下がるのをいやがるのは、賃金カーブが下がる、つまり賃下げとなるからいやがるのです。

 では、ベースアップ、ベアはというと、先ほどの賃金カーブを1万円ベースアップしたとします。つまり、18歳の人が19歳になり定昇分の1万円に加えてベア分の1万円をさらに加えて合計20万円の給料をもらうことになります。賃金カーブを全体に1万円上げることなります。つまり新しい賃金カーブは18歳の人の19万円と60歳の人の61万円をむすんだ線が新たな賃金カーブとなります。ですから、企業にとっては賃金の原資が増加することになります。

 今、説明したモデルは単純化したものですので、極端な例ですが、実際には企業では人員構成も違えば、人事考課による昇給の違いだとか昇格だとか諸々のことが複雑にからまりあいますし、給料をもらう側にとってみれば、給料明細に定昇分、ベア分なんて記載されずいっしょくたになるので、中身がよくわからないわけです。

 中小零細企業は別として、ある程度の企業であれば、この時代、賃金制度をきちんと決めて定昇分などというのは、よほどインフレだったりでもしない限りは決めてしまい、ベアだけを労使で決めればささっと賃金交渉が終わるようにすべきですね。定昇とベアをごっちゃに交渉して、賃金原資の総額を交渉で決めて、それをこんどは人事が個々人に配分するなんてことをしていちゃっていたら、いくら時間があっても足りないです。

たくさんある本のこと

2014-10-21 14:21:45 | 日記
 うつ病と診断されてから、もう10年ほどになりますが、その間、会社を休職したり復職したりと繰り返してしまい、最終的に退職してからも勤めに出ても、いろんな要因はありましたが長続きせず、入退社を繰り返してしまい、預金も食いつぶして。ついには生活保護を受ける身となってしまいました。

 会社を休んでいる間、家でなにをやっているかというと読書です。特に、軍事関係の戦史や戦記を読んでいます。以前、会社に勤めていた時には通勤に片道1時間半程度かかっていた時があり、行き帰りの電車の中で文庫本の戦史や戦記を読んでいました。その後、転居して通勤時間が短くなってからは、ヤフーのオークションで文庫本以外にも単行本、大型本、雑誌の別冊など色々と今まで知らなかったものがたくさん発行されているのを知り、ほしい本に入札したりもしましたし、アマゾンで中古の本も扱っているのでそれらを買い求めたりしました。

 一日家にいるわけですから、簡単な文庫本一冊なら一日もかからずに読み終えてしまいます。ちょっと重たいページ数の多い単行本でも数日でよんでしまいます。そんなことで、順番に色々な本を読むようにしました。まず、文庫本を読み終えたら、次は単行本。その次は大型本の写真集とか雑誌の別冊など、そして全巻そろったシリーズものとかという感じに、じゅんぐりと読んでいました。ついには、部屋一つが本であふれる状態になりました。

 そんなころ、会社から休職している間にも親許へいくなり、親に来てもらうなりするようにという指導があり、親の寝る布団とか準備する関係上、本を整理しなければならなくなりました。整理するにも、まだ未読の本が結構多かったので、その置き場所を確保しなければなりません。で、インターネットでトランクルームを近くでレンタルしているところを探したら、近所で発見。そこを契約して段ボール箱を入手して本を預けました。

 その後、読後の本もどんどん増え、借りているトランクルームにほぼいっぱいになってきました。そのうえ、1年ちょっと前に転居したのですが、文庫本がダンボールにいれたままになっていて、一部屋占拠している状態です。そして生活保護を受けるような状態なので、トランクルームのレンタル料も負担です。ですから読後の本については、軍事ミリタリー関係の専門の古本をあつかっているところに売却してしまい、家のあいたスペースにまだ読んでいない本を移動させてきて、トランクルームのレンタルを早く中止したいと感がています。

 ところが、本が大量にあるということで、弁護士の先生に依頼している破産の手続きで、その本が資産として考えられ、売却したら借金の返済に充てるということもありうるということで、家にある文庫本のダンボールとトランクルームの本に手か付けられず、レンタル料を負担して生活が厳しくなっています。

 来月、裁判所に行く予定にので、そこで結論がでるのかどうかわかりませんが、早く決着して本の処分ができて、トランクルームを解約できればなあと思っているところです。

病院に入院したことありますか

2014-10-19 13:31:35 | 日記
 私は、過去、4回ほど入院したことがあります。50代では多いかもしれません。だいたい30ダ代前半までは、若さというか、学生時代に運動をしてきたとかの余力で乗り切ってしまいます。ところが、30代後半から40代にもなると、体のいろんなところに不具合が出てきます。社会人になっても運動を続けて体調を維持している方もおられますが、大半はそんなことできぬままです。

 私が最初に入院したのは、これは年齢で体調がおかしくなってとかではなく、顔面けいれんという病気を治す手術のためでした。顔面神経痛というのがありますが、正しくは顔面けいれんか三叉神経痛です。私の場合、右のほほがひきつって、右目の下がピンピンとけいれんしていました。正常な人でも疲れがたまったりして目の下がピクピクするのと似た感じです。特に口をイーとかウーとか動かすと右ほほがひきつります。

 この病気は命にかかわる病気でなく、脳の血管が顔面神経に刺激を与えて、顔面が引きつったりピクピクしたりしてしまうというものです。ですから、その症状を抑えるということで、ボトックスというけいれんを麻痺させる注射による治療があります。これは根本的には治らず、薬の効き目がなくなってきたらまた注射することになります。根本的に治すのは手術しかありません。

 その手術は頭蓋骨に穴をあけて、顔面神経に刺激を与えている血管を移動させて固定するという手術です。この手術のリスクとしては、手術する周辺に聴覚の神経があるため、手術によって聴覚の神経に影響を与えてしまい、最悪、耳が聞こえなくなるということです。私の場合は幸い手術でけいれんが止まりましたが、右の耳には耳鳴りがすることとなりました。

 この手術にあたっては、脳に穴をあけるということからも、その辺の経験のない医師に手術され耳が聞こえなくなっては大変なので、ネットで検索したうえ、手術の経験者に話をきいたりして、この手の手術を多数手がけている経験豊富な医師に手術してもらいました。

 その次に入院したのは糖尿病でした。会社がとにかく糖尿病の教育入院をうけろというので、ネットで検索して病院を探して、近所の内科のかかりつけ医に紹介状を書いてもらい病院に行きました。そこの医師は、最初、入院するほどじゃないと受け付けてくれませんでしたが、入院してインシュリンの治療を受けますかということで、入院しました。そこで、自分で血糖値をはかるやりかたとか、インシュリンの注射のしかたとか習いました。

 ついで入院したのは、椎間板ヘルニアの手術でした。ある朝突然、腰が痛くて動けないという状態になって、その日は日曜日だったのですが、市だったか県の救急患者じゃないけども休日に診察を受け入れている病院を紹介してくれるところがあり、その紹介で病院でレントゲンを撮りました。その結果、骨には異常がないということで、コルセットをもらい戻されてしまいました。ただ、痛みは消えません。で、近所の整形外科の先生にみてもらったところ、やはりレントゲンでは異常がない、詳しくみるにはMRIで診察するしかないということで、近所の大きな病院を紹介されました。

 MRIの結果、椎間板ヘルニアだということがわかりましたが、大きな病院の先生も手術には賛成ではありません。しばらく、近所の整形外科のリハビリに通いましたが、いっこうに改善の兆しはみえません。で、整形外科の先生が痛むところに麻酔のような注射をして麻痺させる治療があるということで、病院を紹介してもらいその注射をうけました。ところが、症状がよくなるどころか、逆に悪くなってしまい、まともに歩けなくなってしまいました。そこで、最終手段として椎間板ヘルニアの手術を受けたのです。

 病室で向かい側のベットに寝ていた人のいうことには、その執刀医は関東一の腕の持ち主だとのことでした。本当かどうかわかりませんが。椎間板ヘルニアを手術しても痛みがとれないとか、かえってわるくなるとかあるようなので、痛みを感じなくなったのは幸いでした。

 これまでの最後に入院したのは糖尿病です。きっかけは右の鎖骨を骨折したので手術しなさいとのことで、近所の整形外科の先生から紹介状を書いてもらい、大きな病院に行きました。で、手術を前提にしていろいろと検査を受けたのですが、その中に血液検査もありまして血糖値が高くて手術できないどころか、糖尿病の先生にいますぐにでも診察してもらってくださいということになってしまいました。というのも、糖尿病の診察、検査、インシュリンなどの薬を含めると一万数千円かかってしまうので、医者に通うのをやめてしまっていたのです。

 そういうことで、糖尿病で入院し朝昼晩と血糖値を測り、インシュリンを打ち、二週間で退院したのでした。その後は通院していたのですが、金がなくなってしまって通院ができなくなり、生活保護を受けてもう一度通院するようになったのでした。

道路での警備の仕事以外のこと

2014-10-18 14:31:00 | 日記
 通行止めの看板を立てて、その横に立っていたり、片側交互通行で車やバイクの方に進んでよいよとか、止まってくださいと合図する警備員の仕事をすることになったとき、一番不安だったのがトイレに行きたくなったらどうするのかということでした。

 答えは、その現場によるということになります。道路での警備には車がよく通る道もあれば、住宅街の路地みたいなところもあります。で、現場で建物を立てていたりすると簡易トイレが設置されているので、そこを利用させてもらうことができます。また、コンビニやスーパーが近くにあればトイレを借りることもできます。そして、まったくトイレが借りられそうもないところもあります。

 そのトイレがまったくない状態の時が一番困るわけです。ですから、私は現場に向かう際、バイクで現場に向かうのですが、現場の近くにコンビニがあるか注意していました。場合によって現場の近くにコンビニがあることもありますが、ちょっと離れていてもバイクなら少し走れば済むという場合もあります。ついでに、私が勤務した警備会社は現場への通勤に原付バイクだと走行距離に応じてガソリン代の実費がでます。電車やバスなどの公共交通機関を利用する場合には300円だったかな。車だと走行距離に応じてガソリン代が出ますが、燃費がリッター15キロだったか決められていまして駐車代は個人持ちです。なかには車で来て現場近くのコインパーキングに駐車している人もいました。私は、たまたまその警備会社に勤めることになる前に、車を手放して中古の原付の買ったので、原付で現場まで行きました。

 で、トイレが本当にないときですが、残る手段はふたつ。我慢するかどっかでたちしょんするかです。私が勤務していた時期は比較的温暖か熱い時期だけだったので、あまりトイレには困りませんでした。たぶん冬の寒い時期だとトイレの問題が生じたかもしれません。

 あと、昼食についてですが、これもその現場によるです。例えば通行止めで道路の入り口と出口にそれぞれ警備員が立っているとしまして、現場によってはその二人だけしか警備員がいない場合もあります。その時には現場を離れるわけにいかないので、立ち食いみたいにして昼飯を食べます。同じような場合でも、工事している現場のところに、もう一人警備員が置かれる場合もあります。そうすると3人警備員がいるわけで、交代で昼飯と休憩をとったりできます。

 ですから。昼食といっても現場でたったまま食べなきゃいけない時もあるので、私の場合、朝、現場に出かける時に近所の24時間やってるスーパーでおにぎりとペットボトルを買ってでかけました。スーパーの方がコンビニより若干安いというのもありましたから。一度、自宅の目と鼻の先が現場になったことがありました。歩いて数分という場所だったので、昼飯は家で食べようと用意していかなかったら、先輩の警備員の方から現場で食べなきゃいけない場合もあるから準備してくるようにと注意をうけました。たまたまその現場では交代で昼食をとって休憩をとれたので、その日は家に戻って食事をしましたが、次回同じ現場で業務があったときには食事を準備していきました。

 あと、昼食を準備するといっても、私の場合はおにぎりでしたが、夏場になるとカバンに入れていたにしても路上に置いてあるわけですから、場合によっては腐敗してしまうかもしれません。ですから、保冷剤を買ってきて冷凍庫で凍らせ、保温のできるちいさな入れ物を買ってきておにぎりを保冷剤とともにいれて、悪くならないようにしていました。保冷剤などは100円ショップで売っていますから、準備しておくことをおすすめします。

 それから、夏場は水分補給に注意が必要です。私が勤めた警備会社では500ccのペットボトルをいれて腰にぶらさげるケースを制服と同様にもたされました。ものはといえば、それまた100円ショップで売ってるものでしたが。炎天下路上に立っているということで、水分補給は欠かせません。

 私が経験したことは以上のとおりですが、たぶん冬場には寒さに備えた準備がまた必要になると思います。ただ、経験する前に辞めてしまったので、なんともいえませんが。