おかえり
2022-01-03 | 祈り
2022年新年の幕開けに奇跡のようなニュースです。
東北大震災から11年。津波に浚われ還って来なかった7歳の女の子の遺骨が⋯
おかえり～～
私たちが亡き人への想いを忘れない限り、
想いは、きっと繋がります⋯また、きっと逢える～～
震災から11年。。。凄いニュースです。
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親子の絆はずっと繋がっていましたね。
お風呂に一緒に入って温めてあげたいですね。
これで、成仏できたらいいですが。
新年の年明け二日目に、こんな奇跡のような慈愛に満ちたニュースが入ってきて、
本当に私自身が救われたような想いです。
年末年始と呼んできた生命科学や生物学の本にも、
人は（生き物は）死ねば、それで終わりではない。
地球上の生き物は、命の連鎖で繋がっている。
それぞれが相互依存しながら、共生してゆくことで、この豊かな地球上の生態系が成り立っていることが分かります。
分子生物学の福岡伸一が親鸞フォーラムの動画で言っていたように、
分子レベルで見ると、「この地球上の生命の総量は、ほとんど変わらない。」のです(笑)
それは仏教が云うところの、縁起であり輪廻転生ですね。
仏教が、欧米では宗教よりも哲学として見られているのも納得です（（笑）
他力や利他は、この世界を構成する自然の理（真理）であり、
自力という自我の呪縛に囚われた人間界の呪文は、狭いエゴイステックな人を縛る観念なのです。
仏教では、これを諸法無我として退けます。
コロナ禍で、子供と単身女性の自殺が過去最多。
という悲しいニュースは、ずっと自己責任論を振りかざしてきた新自由主義社会の、社会全体が弱者への労りややさしさに欠けた自力の呪縛に囚われてきた弊害だと思います。
私たちは、みんな繋がり合うことで生きているのです。
相互扶助、他力、利他が、この自然界の真理なのですから。
生命現象の本質は代謝よりも、こちらの相互依存の命の連鎖ですね（笑）
ドイツでも、アメリカでも、新自由主義からの転換の動きが。
口先で「新自由主義からの転換」を言っても、中身は従来の路線の継続・強化で、世界のメインストリーＩＭＤ(スイスのシンクタンク)が発表している各国の競争力ランキングで、日本は、９０年代初頭は１位だったのが、現在は３４位。
目先の利益、株主の利益を最優先し、企業にとって一番大切な「人」へのコストカットを続け、中長期的な投資を怠った新自由主義的経営のムから取り残される岸田政権。
新自由主義はどんな社会をつくったか。
「自己責任」押し付けの〝冷たい社会〟にしてしまっただけではない。
賃金が上がらず経済成長ができない。
感染症など危機に弱い。
健全な競争力を失った。
〝弱く脆い社会〟にしてしまったのではないか。
新自由主義を転換して〝やさしく強い経済〟をつくろう。
本邦では殆ど認知されていないが、このコロナ禍で消費税(付加価値税)の減税に踏み切った国は、英国やドイツなどG7諸国をはじめ、62ヵ国にも及ぶ。
景気が悪化した際に市民の負担になる税から減免するのは当然の政策。
逆に、こんな基本すら蔑ろにして搾取し続けている本邦自民党政権が極めて異常。
今、一番感染者数が多いのは東京都でも大阪府でもなく、沖縄にいる米軍です。
31日から２日の３日間で新規感染者数は400人超。
知事は基地外にも「染み出している」と。おかげで、また沖縄は人口当たりで全国最悪の感染状況です。
自民党や維新は、今この時期に、憲法改正を声高に主張しているが、
皆さんご存知の通り、日本の最高法規である日本国憲法の前に（上位に）日米地位協定が存在する。
沖縄の現状が証明するように、日本は主権国家ですらない。
それゆえに主権なき平和国家と云われて久しい。
日米地位協定の改正されない限り、憲法改正なんて何の意味もない。独立した主権国家ですらないのだから。（敗戦後ずっとアメリカの植民地のまま）
その上、新年度予算は防衛費の増額、アメリカ産の兵器の爆買いと思いやり予算の増額。
コロナ禍の二年間で疲弊した国民の暮らしを思うと、
明らかに税金の使い道がおかしい？？？
今この時期に憲法改正？
優先順位が違うでしょう？
私が一番変だと思うのは、日本の最高法規である憲法を、まるで守らない人たちが憲法改正を口にすること自体が矛盾している。
政治家や官僚たちは公務員になった時点で憲法の遵守を宣誓し義務付けられているはずなのだ。
それなのに、自治体は改憲集会には公共の施設を提供するが護憲集会には貸さない始末。
今、日本で一番日本国憲法を遵守し、その存在を大切思い守っているのは、天皇陛下や上皇陛下の天皇御一家だと云われている。
本当に情けない国だ。
国旗や国歌に対しては、あんなに口煩いのに、
日本国最高法規である憲法には、何の尊敬の念を抱かない。
明らかに優先順位がおかしい？？？？