Landscape diary ランスケ・ ダイアリー

ランドスケープ ・ダイアリー。
山の風景、野の風景、街の風景そして心象風景…
視線の先にあるの風景の記憶を綴ります。

桜公園の光の中で

2017-11-10 | Walk on

 

図書館の帰りに見た、河川敷の桜並木が夕映えの光の中で秋たけなわだった。

桜の紅葉は、一足早い。

春の華やかな桜花の天蓋と秋の錦の彩と、この樹は二度楽しめる。

紅葉前線も平地まで降りて来て、今年の秋もフィナーレ間近。

カメラを携えて、翌日の午後遅く、もう一度桜公園を訪ねた。

低く傾いた陽射しが桜並木の葉叢を透かして万華鏡のように光の乱反射の中にあった。

レンズを変えアングルを変え様々に色彩の変幻を楽しんだ。

さぁ帰ろうかと片付けていると、公園の奥の光が気に掛かった。

桜並木を進み、さらに奥の遊戯場へと足を運んだ。

半逆光の斜光線の中、老人がストレッチ用遊具に跨り真剣に向き合っている。

その後ろ姿に強く惹かれるものがあった。

光の状態を計算してファインダーに収めていると、階段を下りて犬を連れた人がカメラの視野に入って来た。

これも僥倖と同じ画角に納まるのを待ってシャッターを切った。

遊具に遊ぶ子供たちや草地で犬と戯れる人たちを縁取る光が美しかった。

その光の中に足を踏み入れ、夢中でシャッターを切っていた。

たまには街中のスナップ写真も新鮮で面白い(笑)

 

 足助式医療體操協会 @asuketaisou

立冬を迎えました。今年は暖かな冬の始まりです。

しかし油断は禁物。

陽の要素が多い上半身は熱くなり易いですが、

陰の要素の多い下半身は冷え易く、

経絡を伝い骨盤内や腰の循環を妨げます。

朝、布団の中で足首を回してから起きて下さい。

寝ている間にこわばった体がほぐれ、気持ち良く起き上がれます。

(精神科医、名越康文のツイッターより)

 


コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« お地蔵様のある風景 | トップ | メタセコイアの丘 »

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
秋たけなわ (鬼城)
2017-11-11 07:41:45
日常の中の写真、すばらしい景色ですね。
紅葉も里まで下りてきつつあります。宇和島は月末くらいでしょうか。
しかし、散歩道の桜は散っていました。それと今話題となっている老木を切っていました。
写真家の方は、待つ時間、再訪など行動されているんですね。
自然の中の光との競演、すばらしい。
私の一日の始まりは6時25分から「みんなの体操」です。
布団の中でも気をつけよう。(笑い)
返信する
スナップ写真は難しい (ランスケ)
2017-11-11 10:38:16
山の紅葉も終わってしまったので、しばらく里山や街の散歩写真が主体になりそうです。
11/7 は立冬でした。
ほんの一カ月前と比べても朝夕の陽の射す時間が目に見えて短くなって来ました。
明るい時間を大事に使わないと、あっという間に暗くなってしまいます。

久しぶりに公園でスナップ写真を撮りました。
ここは春の桜の頃も同様に桜に映える人たち表情を撮りました。
スナップ写真は、瞬間の動きや表情や光の当たり方が絶妙ですね。
それを反射的に捉える運動能力が要求される撮影方法だと思います。
近づいてカメラを構える時は、なるべく声をかけて撮影許可を取るようにしています。
でも、そうすると途端に動きがぎこちなくなるのが目に見えて分かります。
misaさんのようなポートレート写真の達人は、被写体をリラックスさせる術を心得ているようですが、
私はダメなので可能な限り、カメラを意識させない距離で撮影することにしています。
中望遠系のレンズが必要ですね(笑)

最後に貼り付けた血流をよくする簡単な身体運動は、これからの季節、大事ですね。
来週半ば過ぎから強い寒気が入ってくるようです。
寒い季節は身体が固くなるので意識的に運動しましょう。
鬼城さんは風邪を引きやすい体質なようなのでお大事に。
返信する

コメントを投稿

Walk on」カテゴリの最新記事